ブログ
月別アーカイブ
2022.02.20
栃木・大小山(314m) <読図講習会> 2022年 2/19(土)
![DSCF6647 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534654237562029528-thumbnail2.jpg)
栃木県の展望の名低山で読図講習会を行いました。 展望が素晴らしいので読図講習会には打ってつけの山ですが、岩場が多いので山初心者には不向き化と敬遠していましたが、いっぺんに何でも経験できるのでここでやってみました。
天気は曇りで時々薄日も指す、まずまずの日よりとなりました。
雨予報もありましたが、お蔭で無事に全日程を終了する事ができました。
大小山ハイキング駐車場(55m)~阿夫利神社~<見晴コース>~282m峰(標識ではここを大小山としている)~大小山(314m)~265m峰~枝尾根~
特別支援学校~鷹巣集落(44m)~やまゆり学園(80m)~南尾根稜線ピーク(260m)~<滝コース>~阿夫利神社~大小山ハイキング駐車場
![DSCF6657 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534674877170322606-thumbnail2.jpg)
![DSCF6658 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534675547118402597-thumbnail2.jpg)
![DSCF6659 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534676280374639825-thumbnail2.jpg)
![DSCF6663 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534676791848407625-thumbnail2.jpg)
![DSCF6664 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534677308396068169-thumbnail2.jpg)
読図講習会のメインは3つです。
1 西編7度30分(磁北線・磁気偏角)の意味を理解して地形図に記入する事。
2 地形図上で尾根・谷(沢)などの地形を把握できるようにする事。
3 コンパスワーク、地図上で次の目標物(ピーク)へのベアリング(例えは262度)を算出して、それに従って進む事。
![DSCF6641 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534678615712134763-thumbnail2.jpg)
![DSCF6642 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534679329788644698-thumbnail2.jpg)
![DSCF6643 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534679985952534446-thumbnail2.jpg)
![DSCF6644 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534680582733117117-thumbnail2.jpg)
![DSCF6645 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534681143362346407-thumbnail2.jpg)
文章で書くと簡単ですが、実際やってみると中々難しいものです。
そもそもコンパス(磁石)の指す北が、実際には真北ではない事が問題を複雑にしています。
本州付近では7~8度西にずれていますので、西編7度などと呼びます。
これにより、地形図にあらかじめ磁北線を引いておき、以降は角度(ベアリング)は全て磁方位で統一する事にして問題を解決しています。
尾根・谷(沢)の把握ですが、その部分をズームで見てしまうと逆に見えてしまう事がありますので、周辺の地形を良く調べる必要があります。
例えば、すぐ横にピーク(山頂)があれば沢であるはずがありませんし、逆にすぐそばに沼があれば尾根ではないはずです。
![DSCF6646 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534681684341345233-thumbnail2.jpg)
![DSCF6648 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534682276628816488-thumbnail2.jpg)
![DSCF6649 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534682904451687573-thumbnail2.jpg)
![DSCF6650 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534683496183450227-thumbnail2.jpg)
![DSCF6651 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534684118522768834-thumbnail2.jpg)
ベアリング(進むべき磁方位)は、磁北から右回りの角度ですので、真東は90度・真南は180度・真西は270度・真北は360度(又は0度)となります。
分度器でも図れますが、この分度器がコンパスには内臓されているのです。
考えた人はやはり頭のいい人だったのでしょう。
実際に山の中では、レグ毎にリーダーを決めて、ベアリングを算出・地形を予想(尾根・谷、ピークを越える・痩せ尾根あり・標高差は+120m)してそれらを説明してもらってから出発しました。
![DSCF6652 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534684747971947075-thumbnail2.jpg)
![DSCF6653 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534685336356512612-thumbnail2.jpg)
![DSCF6654 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534685920454827277-thumbnail2.jpg)
途中のハイライトは登山道から外れて、露岩帯・藪道を下ったレグでした。
Hさんが担当のレグでしたが、途中で尾根が2つに分かれていて、その地点で目標の左の尾根に乗れるかがポイントでした。
樹林帯で展望もなく、ここでは高度計も大いに役に立ちました。
![DSCF6655 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534686460122348254-thumbnail2.jpg)
![DSCF6656 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164534686935212514515-thumbnail2.jpg)
そんなこんなで、全員2回以上はリーダーをやってもらい、おおかたの基本は学習できたようです。
ただし、コンパスワークはやらないと直ぐに忘れてしまいますので、友達同士で行く山でも積極的に使ってみて下さい。
PS 読図講習会にしてはアップダウンのある長いコースでしたね。
次回はもう少し短めのコースにしようと思います。
2022.02.13
菅平高原 根子岳(2207m) <山スキー> 2022年 2/12(土)
![DSCF6633 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474129401170247620-thumbnail2.jpg)
3連休の中日に根子岳(2207m)に行ってきました。 今回は山スキーでしたので登りも下りも楽しめました。
山スキーとは登りはクロスカントリースキー、下りはダウンヒルスキー(滑降)と言えますが、自然のままの雪ですので競技のように旨くはいきません。
![DSCF6624 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474130222258044154-thumbnail2.jpg)
![DSCF6625 (5).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474130667091972083-thumbnail2.jpg)
しかしながら雪山登山とスキーを同時に楽しむ事ができるので大変お得です。
しかもスキーが上手ければ、下りの時間は登山の1/10で済みますので行動範囲が広がります。
クロスカントリースキーは有酸素運動にはもってこいのスポーツですので良い事ずくめですね。
![DSCF6626 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474131145549472021-thumbnail2.jpg)
![DSCF6627 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474131600292653608-thumbnail2.jpg)
![DSCF6628 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474132060265204395-thumbnail2.jpg)
菅平スキー場・奥ダボスのリフトトップ(1600m)から歩き始めましたので標高差は約600m強、斜度も急な所でも20~25度くらいですので、まずまず初級~中級のレベルです。
![DSCF6629 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474132554464611086-thumbnail2.jpg)
![DSCF6630 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474133032888406145-thumbnail2.jpg)
今シーズンは例年になく積雪が豊富(150cm)でスノーキャット(雪上車・4000円)も運行されていましたので、一般スキーヤー(ゲレンデスキー)
も沢山滑っていました。
山スキーの山なのですが、スノーキャットが運行されているお蔭でコースは圧雪済みになっております。
早い話ゲレンデ状態になっているので、ここを外さなければゲレンデ滑降と同じです。
寄って山スキーヤー・山ボーダーは圧雪してない所(オフピステ・バックカントリー)を滑りたがります。
![DSCF6631 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474133459726608473-thumbnail2.jpg)
![DSCF6632 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474133905969048634-thumbnail2.jpg)
![DSCF6633 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474134435746643225-thumbnail2.jpg)
![DSCF6634 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474134957488180751-thumbnail2.jpg)
![DSCF6635 (3).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474135398780085935-thumbnail2.jpg)
天気は最高! やや高曇りでしたが晴れ・ほぼ無風・気温も+2~3度・粉雪という条件でした。
まずこれ以上は望めないという高条件でした。
景色も最高! 北アルプスは全山・妙高~火打山などもバッチリ見えました。
![DSCF6636 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474135851950628015-thumbnail2.jpg)
![DSCF6637 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474136257926853129-thumbnail2.jpg)
![DSCF6638 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474136698711046353-thumbnail2.jpg)
![DSCF6639 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474137039027378288-thumbnail2.jpg)
![DSCF6640 (2).JPG](../../../images/blog/2022/02/164474137492993326286-thumbnail2.jpg)
下りはもちろんコースを外れてオフピステへ!
山頂直下の雪質は最高でしたが、下がるにつれ湿っぽくなってきました。
左ターンで山足のスキーが引っかかり転倒、ツリーホールに突っ込みました。
合計3回の転倒、筋力・バランス力が大分落ちてきている様でした。
次回はゲレンデにて調整する事にします。