行方調査

「以前から配偶者が外泊が多かったが、ある時から全く帰って来なくなった」「たまに帰ってくるが、居場所を言わない」「全く連絡が取れず、会社にも出社していない」など、行方が分からない場合にも段階があるそうです。


会 社には通常通り出社している場合には、退社後の行方を調査すれば良いので比較的容易に結果が得られるようです。「勤めていた会社も退職し、行方が分からな い」または「主婦がある日出て行ってしまい行先に全く心当たりがない」という場合には、本人が携帯電話なども持ち出している以上、知人の連絡先なども調べ られず、個人での調査は大変難しいそうです。


行方調査を探偵業者や興信所に依頼する場合、重要なポイントは「出来る限り多くの情報」と「早さ」だそうです。
情 報というのは氏名・旧姓に始まり住所、本籍、生年月日などの基本情報、携帯電話番号、所持金やクレジットカードやキャッシュカード、預金通帳、連絡を取り そうな家族の連絡先、勤務先、交友関係、趣味など、分かる限りの情報を指し、多ければ多いほど行先を絞り込むことが出来るそうです。身長や体重、メガネや ほくろなどの特徴、顔写真や全身写真なども必要な手掛かりになるそうです。


また、行方が分からなくなってから時間が経てば経つほど、調査は難航し 費用もかさむことになるようです。別居生活が長くなってしまうと、後々の離婚協議の際に、「浮気は別居してからだ」や「事実上婚姻関係が破綻していた後の ことだ」と主張される恐れもあるため、不倫や浮気の開始時期を特定しておくことが重要なポイントとなるそうです。


また、不倫や浮気を隠し「性格の不一致のために家を出た」と主張されると、慰謝料の額にも影響が出てきてしまいますので、離婚を考えているのであれば、まず確かな情報を証拠つきで抑えることは必須となるそうです。