浮気の解決方法

配偶者が浮気をしていると気付いた場合、まず何をするべきでしょうか。すぐにでも問い詰めたいところですが、ぐっと堪えてまず証拠を集める事が得策だそうです。いくら話し合っても、証拠がなければ白を切り通され、逆に疑ったことに対して腹を立てられたり、他の問題を持ち出されるなど、話が有耶無耶なってしまう恐れもあります。


まず携帯電話に浮気相手とのメールを見つけた場合は、自分に転送し、日時などを含めて写真を撮っておく。またホテルや食事のレシートがあれば保管しておく、怪しいと思った日をメモしておく、などが挙げられます。
このように行動パターンを記録しておくことで、探偵業者や興信所に浮気の調査を依頼する際にも、効果的な調査ができ金銭的にも随分違ってくるそうです。


プロである探偵や興信所では、きちんと調停や訴訟の場で証拠として通用するものを集めてくれますから、とても有利な立場で協議に臨むことができる事になります。


そして、浮気の証拠が揃ったら、落ち着いて話し合いの場を持ちましょう。あくまで浮気は不法行為であり、浮気相手と共に行った共同不法行為となり、両者に慰謝料を請求するのが正当な権利となります。


ただ、浮気の証拠があっても、結婚生活を続ける選択をする夫婦の方が圧倒的に多いそうです。子供がいる場合など、特に離婚率は低下傾向にあります。子供の為に離婚を思いとどまるという場合には、「浮気はもう二度としません。浮気をしたら慰謝料○○円、養育費月○○円を支払います」と誓約書を交わしておきましょう。夫婦間の契約でも効力はありますし、心配であれば市役所などで無料の弁護士相談などもありますから相談してみても良いでしょう。


このように、浮気=離婚と云うほど簡単なものではありません。また必ず男性が浮気する側とも限りません。きちんと証拠を固め、きちんと話合うことで理解、改善が得られることも多いのです。