個人信用調査

会社によっては採用の際に個人の信用調査を行うことがあるようです。大手の銀行や証券会社だと内定前に近所や親戚に人柄などに聞き込みが入るという話も聞きます。
警察の採用時には必ずといって良い程、調査が入るというのは有名な話です。中途採用の際にも、前の会社を退職した理由を探偵事務所や興信所を利用して調べることもあるようです。
また、あまりに勤務態度に問題があるという場合や、他社との怪しい繋がりが予想される場合、役員に昇格前などには、その個人を対象として信用調査を依頼することは少なくないようです。
社内の人間が調査するには、顔も知られているので難しいうえ、主観も入りますし確実性も薄く、人間関係にも遺恨を残す恐れもあるので、外注するという会社も少なくないそうです。
結婚前に相手の信用調査をする例も、まだまだ多いようで、遺伝性の病気や大きな借金の場合には親類/親族の関係性も予想され、相手の親類や交友相手も調査範囲になるようです。
結婚となると、その先何十年も一緒に暮らすだけでなく、子供にも関係してくる訳ですから、事実をきちんと確認しておきたたいという理由から、結婚に関連する調査は、本人の希望だけでなく、ご両親からの依頼である場合も多いそうです。その場合、本人には知らせずに行われている事もあるようです。
最近では、ネットで知り合って結婚、道や飲み屋で声を掛けられて結婚というパターンもあるようです。相手との間に共通の知人がいないというのは、相手の事を知る上で情報が少ないと言わざるを得ません。中には浮気癖のある人だったり、既婚者で知らずのうちに不倫に巻き込まれるといったケースもあります。
調査結果で問題が発覚した場合、親子で確執が出来ることも予想されますが、被害に巻き込まれることを防ぐことにもなります。冷静に話をする必要がありそうです。