行動調査

行動調査は素行調査とも言われ、どこに何時まで勤務し、その後誰とどこのお店に行ったかなど、行動を把握し、写真やビデオ動画・声の録音など、証拠を収集する目的で行われます。


恋人/配偶者に浮気の気配を感じても、「いつ浮気相手と会っているのか分からない」という場合や、また、「毎週決まった日に浮気相手と会っている様子、でも子供がいて自分では見に行くことができない」といった場合に、探偵に行動調査を依頼されるケースが多いようです。


その上、素人が自ら尾行したり、証拠写真を撮ることは想像以上に難しいそうです。探偵事務所や興信所の行動調査は、通常2人以上1組で行われることが多いようです。


下手に自分で動いて気配に気付かれてしまった場合、証拠も収集できず、恋人や配偶者も警戒して行動するようになり、探偵事務所などに調査を依頼しても長期間の調査が必要になってしまい、かえって費用がかかるといったケースもあるそうです。


また、不倫や浮気は単身赴任や遠距離恋愛の場合に多いとも言われますが、この場合は個人で行動を把握するのが最も難しく、その土地に詳しい探偵事務所や興信所に依頼した方が確実に結果を得られそうです。
ですが「どの日が怪しいのか分からないので、一週間全部の日の行動調査をお願いします」では、高額の費用がかかることも考えられます。


電話やメールなどで、それとなく毎日の行動をチェックして記録してみると、案外決まった曜日に外出しているようだ、週末のこの時間帯には連絡が取れない場合が多い、など調査対象の時間を絞ることが可能だそうです。


恋人や配偶者だけでなく、娘や息子、嫁や婿の行動に不審を感じて、行動調査を頼みに来る依頼者もいるそうです。特に同居の場合には同性の方が変化に気付きやすいとも言われています。