週刊ハーツ
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2025.04.19
04月19日 鬼道衆戦 5-8
2025年4月19日(土)11:00~13:00
東台B面(ビジター)
第8戦《シニア強化試合》
【鬼道衆 vs 南海ハーツ】
H 002 030 0 5
K 103 031 x 8
投:横井-矢野〔負〕
1 (三)中原【44】
2 (二)池内【助】
3 (左)西野【42】
4 (捕)筒井【18】
5 (投)横井【 6 】
6 (遊)矢野【32】
7 (中)加藤【43】
8 (右) 黄 【47】
9 (指)太田【16】
10(一)藤本【 5 】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=横井(投げて4回自責1。打って一時逆転の三塁打含む2安打3打点)
敢闘賞=中原(復帰戦いきなりの三塁線突破含むマルチ安打)
技能賞=加藤(一時逆転打となる2点適時打)
技能賞=藤本(お待たせしました、通算300安打達成)
守備賞=加藤(初マスクでファウルフライを好捕)
晴天の東台野球場。真夏並みに暑くなるという予報の中、鬼道衆さんとのマッチメイクで行われたシニア強化試合。
この試合、シニア監督(兼選手)の藤本は「通算300本」に王手をかけて臨む。シニアメンバーたちは自らの課題やテーマに取り組む試合となる。ヤングメンバーは自分たちの力をのびのびと出してもらえればOK。
結果から言えば、藤本は見事「通算300本」を達成! ハーツの歴史にまた名を刻んだ。この先も350、400本と記録を伸ばしていってもらいたい。チームとしてはそんな藤本に勝利を届けたいところだったが、試合は5-8で敗戦。ただ、点を取り合う拮抗した試合だった。
先攻ハーツの攻撃、1回、先頭の中原。ほぼ1年ぶりの参戦ということで不安な様子も、いきなり三塁線を破るヒット〔中〕。幸先のいいスタートとなった。しかしこの回、後は続かず無得点。
1回裏鬼道衆の攻撃。ハーツ先発は横井〔中〕。横井のテーマはなるべく回数を投げること。鬼道衆1番はボテボテの内野安打で出塁、2番も出塁、3番フォアボールといきなり満塁のピンチを招く。続く4番打者にはサードゴロを打たせるも、サードからのホーム送球がワンバウンドとなり、1点を許してしまう。しかし横井は後続を連続三振&ショートフライに打ち取り、この回を1失点でしのいだ。
3回表ハーツの攻撃。先頭中原〔左〕、二打席連続のヒットで出塁。1アウト後、西野〔中〕センター前ヒットで1、2塁。筒井はセカンド後方へフライを打ち上げるも(インフィールドフライ)セカンド取れず、ランナー2、3塁。ここで横井〔右〕がセンターへの2点タイムリー三塁打で逆転!(ハーツ2-1)
3回裏鬼道衆の攻撃。先頭二飛失策から、次打者のセカンドゴロ送球エラー間に1点を返される。ここで相手4番打者にセンターを超えるランニングホームランで2点を追加される。鬼道衆再逆転(ハーツ2-4)。その後、2アウト満塁までピンチを広げるが、横井が粘りのピッチングで、最後はピッチャーフライに打ち取る。
4回表ハーツの攻撃。1アウト後、黄がセンター前ヒット〔左〕。2アウト後、「通算300本」がかかる藤本の打席。ここで藤本〔右〕は見事ライト前にクリーンヒット! 「通算300安打達成!」。2アウト1、3塁の逆転チャンスで今日2安打の中原へ。しかし中原はショートフライで無得点。
5回表、ハーツ先頭池内がサードエラーで出塁。西野フォアボール、筒井デッドボールでノーアウト満塁。ここで続く横井〔左〕が見事にセンター前ヒット! 池内が還り1点を返し、西野も果敢にホームを狙うがタッチアウト! 3塁へ達した筒井は足を痛め、ここで臨時代走。2アウト後、ランナー2、3塁から、加藤〔右〕がセンターに2点タイムリーヒット! この回3点を取りハーツ再逆転(ハーツ5-4)。
5回裏、ハーツはピッチャーを横井から矢野〔中〕へ交代。横井は4回をしっかりと粘って投げきり、お役御免(キャッチャーも筒井から加藤に交代)。矢野はデッドボールとフォアボールでランナー1、2塁とし、続く6番打者にレフト線へのツーベース、2者生還を許す。その後、2アウト3塁から、ファーフトゴロをもたつく間に1点を与えてしまう。しかし、この後は矢野がしっかり抑える。この回、鬼道衆が3点を奪い再逆転(ハーツ5-7)。
6回表、反撃したいハーツだが、ランナー出せず3者凡退に終わる。
6回裏、鬼道衆の攻撃。矢野、先頭にフォアボール。ワンナウトからサードゴロも送球エラーで2、3塁。続く打者もショートゴロだが、フィルダースチョイスで1点を献上。矢野は打者をゴロに打ち取っていたが、ハーツ内野陣の送球の課題が出てしまった(ハーツ5-8)。
7回表、3点を追うハーツ最終回の攻撃。ランナーを出していきたいところだったが、誰も出られず試合終了。
試合の総括としては、点を取られても取り返す、みんなでつなぐバッティングができたこと、横井が4回をしっかり粘って試合をつくったこと、藤本の通算300本達成が大変すばらしかった。
逆転された後の6回、7回の終盤の攻撃で、粘りを出せなかったことは惜しく、守備面では、ゴロやフライの捕球までは問題ないが、その後の送球に課題が出た。シニアメンバーたちは送球面を意識して取り組みたいところだ。
文責【44】
2025.04.12
04月12日 南海ハーツ&中野マシンガンズ混合紅白戦 白7-6紅
2025年4月12日(土)15:00~17:00
玉川野毛町公園(ホーム)
第7戦《南海ハーツ&中野マシンガンズ混合紅白戦》
【紅組 vs 白組】
W 100 114 7
R 002 022 6
白:菊地-矢野-石井〔勝〕
紅:赤木-橋口〔負〕
《白組》
1 (左)成岡【H11】
2 (遊)石井【M1】
3 (中)矢野【H32】
4 (捕)筒井【H18】
5 (投)菊地【M15】
6 (二)兵藤【H23】
7 (一)下田【M10】
8 (右)相川【M46】
9 (三)増田【M20】
《紅組》
1 (中)橋口【M7】
2 (右) 黄 【H47】
3 (遊)小林【H61】
4 (二)松原【M8】
5 (投)赤木【M19】
6 (三)横井【H6】
7 (左)大貫【M14】
8 (一)藤本【H5】
9 (捕)丸山【H39】
中野マシンガンズさんとの初の試み、混合紅白戦。両チーム9人ずつが集まり、シャッフルしての試合が実現した。中野マシンガンズの下田監督がいる側を白組、南海ハーツの横井監督がいる側を紅組として試合開始。
紅組の先発は赤木投手〔左〕。白組は先頭の成岡選手が四球で出塁。二盗、三盗を決めると、投球が逸れた間に果敢にホームへ走り、先制点〔右〕。写真が示すとおり、躍動感あふれる走塁で、肉離れから復帰した直後とは思えないほどのハッスルぶり。成岡はこの後も全出塁、計6盗塁と走りで存在感を見せた。
白組の先発は菊地投手〔中〕。南海ハーツが毎回苦戦する好投手。1回、2回と無失点の上々な立ち上がりだ。
3回表、白組は先頭の矢野選手〔左〕がセンターへゴロで抜けるヒットで出塁。無死二三塁とし、5番菊地選手の放った打球は右中間へのフライ。ここでライトの黄選手がよく追いつきランニングキャッチしたのがまず素晴らしかった。しかし三塁ランナーはハーツでトップクラスの走力を誇る矢野、犠牲フライで1点は間違いないと思われた。ところが黄のホームへの送球が完璧だった。友人の矢野をアウトにしてダブルプレー〔右〕。守備賞があったなら、最有力候補の衝撃的な肩を見せてくれた。
3回裏の紅組は橋口選手〔左〕のラッキーなライト前ヒットなどで一死二三塁としたところで、白組が矢野投手〔中〕にスイッチ。黄選手との対決では三振を奪い貫録を見せるが、3番の小林選手がセカンドへしぶとくタイムリーを放つ〔右〕。さらに二塁ランナー橋口の好走塁で紅組が2-1と逆転。
4回表、白組は相川選手がレフトへ痛烈なヒット〔左〕。赤木投手はここまでよく投げていたが、二死三塁から成岡選手の放った打球が三塁線を襲い〔右〕、横井がアウトにできず、2-2の同点に。
5回表から紅組は橋口投手〔左〕にスイッチ。小林捕手とのヤングバッテリーが実現する。この日の橋口投手はストレートが走り、変化球の制球も良い。白組クリーンアップから2三振を奪うが、二死三塁からいぶし銀の兵藤選手が狙いすました打球をライトへ放ち〔右〕、貴重な勝ち越しタイムリー。白組が3-2とする。
5回裏の紅組は1番からの好打順。2番の黄選手が矢野投手との2度目の対決で、きれいにセンターへライナーヒットを放つ〔左〕。三振と安打で二人の友情対戦は引き分けといったところか。二死となるが、4番の松原選手〔右〕がセンターへきっちり運び、盗塁で二三塁の見せ場を作る。
ここで打席に入るのは5番の赤木選手。最初の打席ではサードへの強烈なライナー。バットは振れている。鋭く振り抜かれた打球はレフトの頭上を越える値千金の逆転2点タイムリー二塁打〔左〕。ここまでの流れではMVP級の活躍だ。続く横井もセンターへライナーヒットを放ち〔右〕、紅組が押せ押せムード。
逆転、また逆転の紅4-3白で迎えた6回表、白組は最後の反撃に出る。二死満塁と攻め立て、打席には4番の漢・筒井。2年前の還暦試合では、対戦相手のマシンガンズさんが記念のTシャツを作ってくれて、満面の笑顔を見せた場面が忘れられない。マウンドには、在籍期間こそ被っていないが、会社の後輩となる橋口投手。渾身の一球にフルスイングで応えた打球は三遊間を破り、まず同点〔左〕。二塁ランナーの成岡選手が隙のない走塁を見せ、5-4と勝ち越しのホームイン。続く菊地選手もしぶとく2点タイムリー二塁打を放ち〔右〕、7-4と紅組を突き放す。
さあ時間的にも最後の攻撃となる6回裏の紅組。マウンドには前の回からクローザーとして登板している石井投手〔左〕。この回の先頭は藤本選手。ここまで通算299安打を放ち、あと1本で大台に乗る。紅白戦は年度の記録には載らないため、この日の達成はないのだが、しぶとくライトへヒットを放つ〔中〕。この安打で調子を上げ、早い時期に300本に到達するだろう。そして一死一二塁から3番の小林選手がやってくれた。この試合でただ一人の猛打賞となる左中間へのタイムリー〔右〕。中継の乱れもあり、さらに1点を追加し、なんと白7-6紅に。またもここでいい場面。石井投手対4番の松原選手。ヒットが出れば同点だったが、石井投手が粘りの投球で1点差を守りきる。
逆転、逆転、再逆転……さらに再逆転の手に汗握る好ゲーム。多くの選手がヒットを放ち、投手リレーも豪華、自チーム同士の投打の対決も実現し、脚で魅せた選手、守りで貢献した選手、それぞれが楽しみ、収穫を得た試合になったように思う。一緒に混合紅白戦の構想を練ってくれた、中野マシンガンズの下田監督に感謝するとともに、この日グラウンドに集まった18人全員にありがとう。参加メンバーが「また混合紅白戦をやりたいね」と言ってくれたのが嬉しかった。
試合後には両チームの合同飲み会を行い、二次会では、あしたばの加島さんが自由が丘で営むダイニングバー「ロトンダ」に移動し、カウンターにいたあしたば選手も含め、3チームでの交流が実現した。
この試合の前の時間帯では、同球場でエースハンターズさんとTEAMシゲルさんがGリーグを行っていて、さまざまな場面でリーグ7チームの親交が深まっている気がする。
ハーツは翌4月13日(日)早朝のシニアリーグは残念ながら雨天中止となってしまったが、日常の中に野球があり、その時間だけは仕事を忘れ、ナインが白球を追いかける。こんな楽しい日々を今シーズンも最後まで続けていこう。
文責【6】
2025.04.05
04月05日 あしたば戦 2-10
2025年4月5日(土)13:00~15:00
世田谷公園B面(ビジター)
第6戦《Gリーグ第2戦》
【あしたば vs 南海ハーツ】(1回戦)
H 002 000 0 2
A 140 401 x 10
投:土屋〔負〕-小林-矢野
1 (二)小林【61】
2 (投)土屋【51】
3 (三)横井【 6 】
4 (遊)矢野【32】
5 (捕)筒井【18】
6 (右)加藤【43】
7 (一)丸山【39】
8 (左) 黄 【47】
9 (指)兵藤【23】
10(中) 森 【 0 】
11(指)久原【24】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=安藤選手(あしたば)
優秀=友廣選手(あしたば)
優秀=横井選手(南海ハーツ)
MGP=鈴木選手(あしたば)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=小林(犠牲フライでハーツ最初の打点&ロングリリーフ)
技能賞=久原(この日のチーム初安打、初得点)
技能賞=黄(左中間にライナーヒット&レフト線の守備も堅実)
守備賞=久原(右中間のフライによく追いつき好捕)
守備賞=矢野、土屋(満塁ピンチでゲッツー完成)
開幕から2連勝を狙ったあしたばとのGリーグ第2戦。内野陣の送球エラーが計4つ。イニングの先頭が2回、満塁時のホーム送球が2回と、大事な場面で痛いミスが重なり、終わって見れば、10失点につながった。
一方、Gリーグ開幕戦で11安打14得点と火を噴いた打線もこの日はあしたばの安藤投手、恵美投手の両右腕を前に散発4安打。3度の三者凡退を喫するなど2-10と攻守走で圧倒された。
初回の攻防が明暗を分けたか。ハーツは先頭・小林が四球、盗塁、相手のけん制失策で無死三塁の好機を作るも、得点に至らず。一転、あしたばはその裏、先発・土屋〔中〕の立ち上がりを攻め暴投を絡め無安打で先取点を奪った。2回にはハーツの2失策を逃さず。3安打を重ねて4点を挙げた。
突き放される苦しい展開にも、ハーツは2回の守りで遊撃・矢野、二塁・土屋による6-4-3の併殺で満塁の窮地をしのぐ。流れに乗るように3回、久原〔左〕がチーム初安打となる中前打。三塁まで進むと、小林〔中〕の左犠飛でホームを踏み、1点をかえした。さらに土屋が四球と盗塁で二塁へ進むと3番・横井監督が右前へ適時打〔右〕。2死走者なしから加点し、2-5とした。しかし得点シーンはこの回のみ。4回以降もゼロ行進に終わった。
あしたばは、髄所に粘りを発揮した。3回の小林の犠飛も完全な長打性の当たり。相手の佐藤左翼手の深めのポジショニングと球際の強さを見せつけられた。打線も失策につけこむだけでなく、8人の打者が安打を記録。その全てが中堅から逆方向という徹底ぶりだった。6回はハーツ・矢野に対して恵美選手が11球粘り四球をもぎ取る場面も〔中〕。矢野の速球が走っていただけに悔しい場面だった。
ハーツも見せ場は作った。特に黄の成長曲線は著しい。3回の守りでは左翼線に転がる打球をバックハンドでキャッチ。難しい体勢から素早くカットマンの遊撃・矢野へ返球し、長打性の当たりを単打にとどめた。打っても反応よく鋭い打球を中前へ〔左〕。攻守で存在感を示した。また久々の参戦の久原も途中出場ながら中堅守備で左中間、右中間への打球を好捕。指定席だった1番ではなくラストバッターでありながらも3回、自らの安打を生かしホームイン。自身の役割を打順に関係なく全うした。横井監督も右へ左へ2安打と好投手を前にチーム唯一の複数安打をマーク〔右〕。Gリーグ優秀選手に輝いた。
まだまだGリーグも始まったばかり。完敗の悔しさを糧に次なる戦いへ挑む。
文責【0】
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