4 「荘川の里」の見どころ(高山市荘川町新渕)400円
「旧宝蔵寺庫裡」(旧荘川村新渕から移築)
囲炉裏1、式台玄関付、12畳
男奉公人寝室(明かり取り窓あり)と、女奉公人寝室を見てね。
「旧渡辺家住宅」(旧荘川村野々俣から移築)
囲炉裏2、中京間畳10畳、 床下約50cm
縁側右の天井の低い隠し部屋(物置?)を見てね。(非公開)
映画「郡上一揆」のロケで、旧渡辺家住宅と、旧三島家住宅でも撮影したそうです。
「旧山下家住宅」(旧荘川村新渕から移築)
柱約22cm、囲炉裏2、式台玄関付、中京間畳12畳、床下約50cm
床の間や、らんまの贅沢な豪華さを見てね。
らんま細工(松、竹)あり。かもい釘かくしあり。奥に廊下あり。
「旧三島家住宅」(旧荘川村一色から移築) 建築年代宝暦13年(1763年)
柱約36cm、囲炉裏3、式台玄関付、中京間畳10畳、床下約85cm、12部屋、便所2ヶ所
大黒柱を見て、床の間や、らんまの洒落た優美さを見てね。
旧三島家住宅の約36cmの大黒柱は、古民家中ずば抜けて一番の太さなので見てね。
床の間豪華。欄間お洒落。かもい釘かくしあり。ふすま豪華。部屋数が多い。まやが広い。
玄関右に小便器あり。左奥に当主用(客人専用?)の便所あり。えんげ(2ヶ所)上に物置部屋?あり。
囲炉裏3は、「飛騨の里」旧田口家(囲炉裏3)と同じ。
「荘川の里」の楽しみ方
まずは、古民家の周りを一周して外観を見てみよう。(正面、右側、裏側、左側)
「旧宝蔵寺庫裡」裏側屋根の草を見てみよう
「旧山下家住宅」裏側明かり取り窓を見てみよう
「旧三島家住宅」左側縁側便所の明かり取り窓を見てみよう
「旧三島家住宅」ハイカラな明かり取り小窓を見てね
「旧三島家住宅」まや上の明かり取り窓を見てみよう
「旧三島家住宅」板の間床下約50センチ、畳の間床下
約65センチと段差ががある民家は珍しいので見てね
昔の室内の暗さを想像してみよう
電灯のない江戸時代、陽の明かりや、月夜の明かりを屋内に照らす「明かり取り窓」は必要だったことでしょう。
「荘川の里」の魅力と過ごし方
1、紅葉の季節に、古民家と裏山の自然な風景が魅力です。
2、たまに囲炉裏の火を焚いている古民家もあり、においと煙たさの懐かしい体験ができることもあります。
3、休憩所があるので、お弁当を持参して、のんびり散策しながらゆったりとした時間の流れを半日過ごすことができます。
「荘川の里」(岐阜県高山市荘川町新渕)