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リアルプーさん？熊のしぐさが可愛すぎる

最近、熊に向かって手を振ったとき、熊のリアクションが可愛すぎると話題になっている動画があります。熊の野生保護区かと思われますが、車の中から人間が手を振ると、熊もそれに応えて手（前足）を振ってくれるのです。

しかもその動画は一種類の熊だけではなく、何種類の動画があります。柵越しではありますが、野生の熊でも人間に慣れてしまい、その上手を振り返すと人間が喜んでエサを投げてくれる事を覚えたのでしょう。

ナメではいけない！熊は最強の陸上生物！

ティディ・ベアや熊のプーさんといったキャラクターで親しまれている熊ですが、実は動画の撮られた北米大陸や、われわれの住んでいる日本列島では、陸上最強の猛獣なのです。

動画みたいに笑ってエサを投げていられるのも、熊が柵の向こう側にいるからであり、一度野生の熊に外で出会ったら、人間などひとたまりもありません。

ですから、山や森に出かける場合、まず熊に出合わないように、熊よけの鈴を鳴らしていくのがいいでしょう。しかし不運にも熊と出合ってしまった場合には、走って逃げるなんてもっての他です。たまたま自転車に乗っていて熊に出合い、無謀にもそのまま逃げようとした動画もありますが、熊は時速50～60kmで走れますので自転車で逃げようなどというのは無謀以外の何物ではありません。

飼われている熊を呼んで作ったようです。

野生の熊に出合ったら、あとは運しだい？　熊は動物園で見よう

上の動画はたまたまほかの場所で猟師が撃ったと思われる銃声に熊が驚いて追跡を止めたので助かりましたが、動画の投稿者は、熊に出合った場合、もっともマズい“背を見せて逃げる”というマネをしてしまいました。

一応、最良とされる熊との出合った場合の対処法は、

・急に動かない

・熊の目を見ながら、ゆっくりを後ずさりをして距離をつくる

・熊の方から立ち去るまで背中を見せない

といった事が推奨されています。

ただこの方法で必ず助かる保証はありません。腹を空かしていたり、小熊連れだった場合、あるいは熊の虫の居所が悪かった場合など、問答無用で攻撃される危険性も十分にあります。

そんなわけで、自然の中で野生の熊と遭遇してしまった場合、無事に生還できるかは、まさに運しだいだと覚悟した方がいいでしょう。

動物園や野生公園では、確かに熊は大人しそうで、時には可愛いしぐさもしますが、熊が陸上動物屈指の猛獣だということは忘れないでください。

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