ブログ

2015.01.19

不妊治療

 晩婚化が進み、厚生労働省が2013年に公表した白書によると2012年の日本人の平均初婚年齢は夫が30.8歳、妻が29.2歳だそうです。結婚してからしばらくは夫婦2人で新婚生活を楽しみ、妻が32、3歳になった頃に「そろそろ子どもを」と考えはじめるパターンも多いでしょう。

一般的に夫婦が子どもを望んで避妊をせずに夫婦生活を送り、1年から2年妊娠に至らない場合に不妊とされ、治療を始める人が多いようです。けれどこのパターンでは不妊治療を始めるのが既に35歳前後となってしまいます。不妊治療をしたからといってすぐに妊娠に至るという保証はなく、様々な治療をステップを踏みながら試すという形になります。検査だけでも数か月かかることも少なくありません。

38歳を過ぎてしまうと妊娠に至る確率は急激に下がってしまうそうで、さらに妊娠率が下がると言われている43歳以降の高度不妊治療については、国の助成金も付与の対象外となる制度の改正が既に予定されているそうです。不妊は検査によって原因が分かることもあれば、全く原因が分からない場合もあります。例えば卵管が詰まっているということであれば、卵管を通す治療が考えられますが、原因が分からない場合には治療を次々に試していくしかないというのが実情のようです。

ゴールが見えにくい治療に精神的苦痛を感じることでホルモンのバランスが崩れてしまうこともあり、不妊治療を諦めた途端、精神的に落ち着いた結果妊娠に至るというケースも耳にします。治療のステップが上がるにつれ、治療費の負担も大きなものとなります。助成金などもありますが、自己負担額や、治療の通院のために退職したりと負担が大き過ぎて諦めてしまうこともあるようです。

年数が限られていること、金銭的、精神的、体力的にも負担が大きくなる可能性があることから、不妊治療を受ける場合は信頼できる医師選びが大切なポイントになります。治療方針に納得がいかない場合には別の医師の意見を求めるなど、夫婦が納得できる治療を選択することが重要です。

http://www.tn-shinkyu.co.jp/

コメント

コメントフォーム

カレンダー

«1月»
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリーリスト

ブログ内検索

フィード

おススメLINK

link

検索

モバイルサイト

ページの先頭へ