ブログ 〔 マニアック放言録 〕
2015.04.30
実力派女優 ムン・チェウォン嬢
現代劇では『私の期限は49日』『シークレットガーデン』『赤と黒』あたりから、時代劇では『トンイ』から、韓国ドラマを観始めた。実は、チャングムやイサンは観ていない。
日本のドラマでも同じだが、第1話の30分くらいで、以後続けて観るかどうか判断している。最初の淘汰を生き残り、最終話まで観たドラマは、それなりに面白い。この3年間ほど、私が選択してきた韓国ドラマはどれも面白く、話も演技も良くできている。
『金よ出てこい☆コンコン』では、登場人物の印象が、話が進むにつれ大きく変化していった。この傾向は、どのドラマにも当てはまり、姿形から最初は取っつきにくい登場人物達でも、話が進むにつれて、人となりが活き活きと感じられるようになってくる。
観ている韓国ドラマでは、男優もだけれど、どの主演・助演女優さんらも魅力的で、良くできたキャスティングだ。
キム・テヒ、ハ・ジウォン、ソン・ヘギョ、パク・ウンビン、ハン・ガイン、ぺ・スジ、イ・ヨニ、キム・ボルム、
ユ・イニョン、ハン・ヘリン、ハン・ジヘ、ペク・ジニ、ユン・ウネと、魅力的な女優を挙げればきりがない。
その中で群を抜いて気になっている女優が、ムン・チェウォン(문 채원 Moon Chae Won)嬢だ。
初めて観たドラマは『王女の男』で、やたら血しぶきが飛び散る凄惨な印象の時代劇だった。タイトルの “王女” 役の主演女優がムン・チェウォン嬢だった。本人の美貌は生来のモノとして、役柄上の強い意志と聡明さが際立つ演技だった。韓国ドラマの割には回数が少なく、歴史ドラマとして入り込んで観ていたのに、彼女の演じたセリョン王女は実在せず、存在自体が全くのフィクションだったため、肩すかしをくらったような悪い後味が残った。
この春観ているのが、翌年に主演した『優しい男』で、初登場の場面はまるでセリョン王女が現代に蘇ったような男勝りの性格で、“魅力的だがイメージが固定化したか” と感じていたら、途中で初めての恋に落ち、乙女のような眼差しと起ち居振舞い、ところが事故で脳を損傷してしまい、子供のような眼差しと行動に変貌する。
これも役柄のなせる業だが、彼女の演技力の高さと、女優としての魅力をまざまざと痛感した次第。ほんの1週間前の話だ。数多い韓国女優の中で、ムン・チェウォン嬢がたちまち “私の中の1番” の座を射止めてしまった。『トンイ』のハン・ヒョジュちゃんには申し訳ない限り。向こうはそんなこと知る由もないが。
なお、5月9日からムン・チェウォン嬢主演映画『今日の恋愛』が日本で劇場公開される。主演男優は、ドラマ『九家の書』でペ・スジちゃんと共演したイ・スンギ。また、ムン・チェウォン嬢の新しい魅力が発見できそうだ。
2015.04.29
乃木坂46で輝く松井玲奈さん
ご存じSKE48のツートップ、松井玲奈さん。
SKE48ではどうしても松井珠理奈の方がスター性で頭一つ抜きん出てしまうものの、
乃木坂46に交換留学してからの松井玲奈さんは、これまでにない圧倒的な輝きを放っている。
雑多なAKBグループよりは、E-Girls と 乃木坂46 を私は推しているのだが、
特に3月の乃木坂46の新曲 『命は美しい』 で、玲奈さんの魅力が全開だ。
一般に “顔面偏差値が高い” とされる乃木坂46では、星野(写真右), 若月, 衛藤, 西野, 高山, 生駒, 堀, 井上, 白石, 橋本, 桜井, 生田, 伊藤(純)と、名前を挙げると殆どが該当するくらい、フォトジェニックなメンバーが揃っている。簡単に言うと、いわゆる “正当派美女” 揃いということ。
一方で、劇場が活動主体のAKBグループでは、1人1人の個性やタレント性は認めるが、ビジュアルだけで見ると、「これでアイドルと自称して良いのか」という印象が未だに拭いきれない。
さて、本題の我らが松井玲奈さん(写真左)の話に戻ろう。
個性がバラバラのSKEの中にあっては、玲奈さんのまるでアニメの主人公のような端正な顔立ちはスッキリし過ぎて、かえって没個性に映ってしまう。故に、美人の上で印象の強い松井珠理奈の方が際立つことに。実は、私も珠理奈派だった。
それが、美女揃いの乃木坂46の中に入ってしまうと、全体のビジュアルが美形という前提となり、玲奈さんのルックスは“女性が成りたい顔”の白石麻衣や“守ってあげたい”西野七瀬らより、端正ぶりが各段に際立ち、SKEの玲奈さんだと正体を知りつつも、『あの子は誰!?』とばかりに、ついつい視線が釘付けになってしまう。
今回の人事異動で、松井玲奈さんの交換留学が解除されたため、もう乃木坂のメンバーではなくなる。
残念だ。極めて残念だ。本格的にAKBグループから乃木坂46に完全移籍したらいいのに。
古くからの乃木坂ファンがどう感じているかは分からないが、私は松井玲奈さんがセンターの乃木坂46を見たい。
あんな逸材を、また雑多なAKBグループに埋もれさせていいものだろうか。
松井玲奈さんのためにも、乃木坂46のためにも、交換留学の解除は何とか取り消して欲しいものだ。
松井玲奈さんの真価と本領は、乃木坂46のような正当派美少女アイドル集団の中でこそ、発揮されるはずだ。
私の感性は、結構捨てたものではないのだけれども…。
こればかりは何ともならないよね。本当に残念。
2015.04.28
遂に完全変形モデル登場か !?
米国の友人から、ホットニュースが飛び込んできた。
本サイトの主役:バルキリーⅡの模型情報。
4月14日に行われた宮沢模型展示会にて、遂に完全変形モデルの告知がなされた。
友人もインターネットで知ったとのことで、サイトは下記リンク。
TAG hobby.com
内容が内容なので、掲載写真を無断掲載させていただく。
価格からして、スケールは1/100でなく、たぶん1/60位かも。大きいのが少し残念。
しかし、一度モデル化されたら認知が高まるため、1/100へも波及することを祈るのみ。
2015.04.25
惚れてまうやろ!!
4月25日には、製作関係者やご近所さんに向けた『創造広場アクトランド』内覧会が行われた。
今回も、私は終日『世界モデルカー博物館』の解説を行った。
アクトランドという全体施設の内覧会(無料ご招待)のため、当然ではあるけれど、
決して当展示館をお目当てに、その上、料金を支払ってまで見ようという方々ばかりではない。
ご来館者の反応は様々。
車やモデルカーに全く知識や関心の無い方でも、展示数量の多さには一応に驚かれる。
車好きの方は、全体を回りながらも自身が特に関心のある車種モデルの前で足が止まる。
子供たちは車種が分からなくても、“あの車が好き、この車が好き”と大騒ぎで喜んでくれる。
展示ガラスに数多くの、小さな掌マークを付けながら・・・。
展示館の企画・設計・設立者として残念なのは、“ああ、こんな感じか”という体で、
さーっと展示館の内部を一瞥されるだけの方々。主役である展示物には関心が無いようだ。
当館に興味が無くても、アクトランドの他7つの展示館のどれかに感心・感動していただけたら、
わざわざ足を運んでもらった甲斐はあるというもの。
そんな中、やや小柄の若い女性で、棚の端から順に、最上段はちょこっと背伸びをし、
最下段はしっかりしゃがみこんで、ひたすら展示物を見てくださる方が居た。
そういう方は、自分自身の脳内で展示物に関する情報処理を独自に行っているものだ。
だから、あまり余計な解説をせずに、所々で鍵となるポイントだけを説明した。
私が25年かけて収集した可愛いモデルカー達を、黙々と丹念に見てくださる後ろ姿に、
つい、「惚れてまうやろ!!」 と心の中で叫んでしまった。
アクトランドは、Art(芸術)+Culture(文化)+Technology(技術)の複合展示だが、
そこにスタッフのおもてなしの心と、ご来館者の感性が加わって、初めて施設として完成する。
決して、車やモデルカーに詳しそうな女性ではなかった。
そうであっても、展示物に純粋に向き合って、何かしらの知的刺激を受けてくださったのであれば、
展示してあるモデルカー達も、収集展示した張本人である私も、本当にうれしい限りである。
アクトランドを世界有数のテーマパークとして、これから育てていってくださるのは、
ご来場者の皆さんに他ならないと、改めて実感した次第である。
GW明けの5月15日にアクトランドはグランドオープンを迎える。
是非、皆さんの感性を注ぎこんでいただきたい。
2015.04.21
世界モデルカー博物館 内覧会
約3年前から開設準備に取り掛かっていた、高知県香南市の新しいテーマパーク
『創造広場アクトランド』が、5月にいよいよ開館する。
http://actland.jp/
その中には、1/43精密モデルカーを3700台展示する世界初で唯一の本格的常設博物館
『世界モデルカー博物館』もアクトランド8展示館の一つに含まれている。
http://actland.jp/museum/modelcar.html
本日、4月21日(火)、報道・観光関係者らに向け、内覧会が実施された。
当然、『世界モデルカー博物館』のエクゼクティヴ・プロデューサーとして、
私も東京から駆けつけ、朝8から夜10時まで参加し、終日解説を行った。
高知県の夕方のTVニュースでも紹介されている。下記サイトで概要を見ることができる。
(時間がたつと消される可能性もあるので、リンクが切れた際はご容赦願いたい。)
https://www.kutv.co.jp/?target=program_page&program_id=prog46c11d00d549c&news_id=news553613c86ffe3
25年間のコレクター人生が、皆様と共有できる形に集大成された。感無量である。
こういう機会を与えてくださったアクトランド館長はもちろん、四半世紀にわたって
私のコレクション形成を助けてくださったメーカーやショップ、コレクターの方々に
改めて感謝の意を表したい。もちろん、大目に見続けてくれた家族にも感謝。
展示館での解説では「私が25年かけてコツコツ収集した3700台」と言っているものの、
コレクションというのは一人では成立しない。作り手、売り手、買い手の共同作業である。
そういう意味で、このコレクションの公開は関係諸氏や業界への恩返しの意味もある。
アクトランドのウェブサイトにある通り、開館は5月15日。3日間はイベントが開催される。
春の高知は暑すぎず、遊ぶにも食べるにも最高の季節。
是非、『創造広場アクトランド』へ足を運んでいただきたい。