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2014.10.01
『グレート・ビューティー』観ました
http://greatbeauty-movie.com
『グレート・ビューティー』観ました。
そういえば学生時代は競うようにわけのわからん映画を観に行ってたっけ(笑)。そういう中で出会ったフェリーニとかマストロヤンニは僕の映画の原体験となるのです。
そういえば、イタリア映画(っていうかフェリーニ)ってこうした禍々しい鮮やかさを常に放っていたよな。
退廃的であり、死と別れに彩られた作品であるのに、なぜかラストには爽やかなポジティブな印象が残る。苦難を越えて我々は生きていくのだが、それを支えているのは美しい思い出なのかな。最後は夜明けのシーンで締めくくられるのです。
2014.09.28
昨日のことなのだが
昨日のことなのだが、某予備校で印刷をしていたら(そこは印刷機が教室横の廊下にある)、ある男子生徒と女子生徒が廊下でずっとしゃべっている。男子生徒はボクのクラスの子なんだが、あまりに長時間無駄話をしているので、
「おい、勉強しろや」
って注意した。女子生徒は「誰、あの人?」って感じだったけど、男子生徒はすごすごと自習室に戻っていった。
ただ、難しいよね。最近はこうして生徒を注意(叱る)ことにすごく罪悪感を感じたりする。すごく嫌な感じになるというか。もちろん顔見知りの生徒だったから、あえて注意したわけで、ボクの生徒でなければ完全に放置なんだけど。
青春に1ページでもあるし、女の子をしゃべる時間を認めてあげてもいいんだが、でも僕らの役割としてはあえて嫌われ者になってもいいから、彼らも合格に導くことなんだわな。
そこは割り切っていこうかな。ああ、でもやっぱり何となくスッキリしないのだ。
2014.09.28
『イーダ』観ました
http://mermaidfilms.co.jp/ida/
『イーダ』観ました。『ワレサ』に続けて今年2本目のポーランド映画。「ワレサ』においては(本来無宗教であるはずの)社会主義世界において人々がその根底に深くカトリックの信仰心を抱いていることに驚いたが、本作もユダヤ人であるはずの主人公イーダが、やはり深くカトリックに帰依している様子に驚いた。
同じカトリック国でもアイルランド映画になると教会に対する不信感とか信仰への疑問などがテーマとして浮かび上がってきたりするんだが、ポーランドはより素直というか愚直というか、要するに純粋というか。ポーランド人ってすごい民族だよなぁ。
芸術性の高い雰囲気でとっつきにくい映画って印象かもしれませんが、話は意外と単純だし、それに時間が短い(笑)。意外と楽しく観れるんじゃないかなと思います。
そこに迷いはあるのか?
2014.09.27
小論文添削
ちょっと時間的に余裕があるので、最近某予備校で小論文添削の仕事を請け負っております。
10枚程度で1万円もらえるなら、ちょっとおいしい仕事じゃない?(笑)
いやいや、そんなやましい気持ちじゃなく、小論文添削は自分の勉強にもなるしね。日々精進しながら誠実にがんばっております。
15年以上前ですが、別の会社でやはり小論文添削の仕事をして糊口をしのいでいたことがあったのですが、その時とは全く違う感じ。
小論文添削の技術、ちゃんとこの機会にマスターしたいもんです。まだまだ苦労していますが、いつか楽しく仕事できる日は来るのかな。
2014.09.22
こういうのは仕方ないのかな。
授業中に「がんばろうなっ」って感じで個人的に声かけすることがあるんだけど、そうした生徒が翌週の授業から消えてしまうっていうことは少なくない。個々に目をかけられることを嫌う風潮っていうのはやっぱりあるんだよね。
今まではそういうことがあると、すごく悪いことをしたなって凹んでいたんだけど、よく考えたらそれって自己責任だよな。そのぐらいのことで授業に出れなくなるんなら、何をしたって無理だって、僕は思ったりする訳で。
2014.09.22
『プロミスト・ランド」 観ました。
http://www.promised-land.jp
何が正しくて何が誤っているのだろうか。その境界線を曖昧にしながら、我々の眼前に投げかける。
オイルシェールの開発会社のエージェントがマット・デイモン。彼の仕事は順調に進むが、「お約束」の集会に切れ者の教授が登場し、様相は一変する。
なるほど、種明かしをしてしまうと、アテネの環境団体の男は要するにグローバル社のスパイで、この教授を中心に反対派がまとまるよりも、グローバル社の思うがままに使える彼を中心に反対派を組織してしまった方がいい。最後には「金」で釣れるという傲慢な目算もグローバル社にはあるのだ。
こうした巨大なアメリカの暗部を、すかさずエグってくる辺りがヴァン・サントという気がする。脚本がよくできてるな、さすがマット・デイモン。
僕らが子どものころは、40歳を越えた男など分別がついてしっかりしたものだと思っていたが、いざ自分がなってみたらそんなこと全然ないもんね(笑)。マット・デイモン演じるスティーブもまさにそういう男。それが40歳という遅れてきた青年のリアリティなのかな。
アメリカのオイルシェール開発の状況をそのまま日本の原発行政に当てはめるわけにはいかないけれど、天然ガスの生産が今後増大する陰にはこうした環境に与える強い負荷があることを、常に我々は意識しておかなければならないのだな。
2014.09.07
後期スタート!
長い夏も終わり、いよいよ2学期スタート!
夏にがんばったみんなはちょっとのんびりする時期なんじゃないかな。
10月からは週末ごとに模試地獄(笑)が始まるので、ここで一息ついておくのはとくに問題ないと思いますよ。
まだまだ受験生活は続きます。立ち止まって、ここまでの勉強のペースを振り返ってみるタイミングでしょうか。
2014.08.08
写真で苦労してるんだわ(涙)
えっ、また撮り直し〜?(涙)
ここ数週間の近況をば。
7月締め切りのファイナル模試原稿については、一週間ほど余裕をもって完成させて発送。スタッフの負担を考えても、できるだけ早く作らないとね。っていうか、自分で言っちゃうけど、模試作成テクニック、名人芸のレベルやわ(笑)
授業プリントは最初は作る気なかったけど、とりあえず有り合わせのネタで作ってみました。冷蔵庫の中の材料で料理つくっちゃう賢い主婦的な感じ(笑)。ホムペにアップしてありますが、追加でもっと作ってみようかな。
参考書は再校ゲラが届いたので、これをチェックして、さらに加筆も。もっと中味についてはダメ出しが入るかなと思ったら、全くそんなことなくすんなり完成。呆気ない感じ。これでいいの???それとも編集者に放置されてる???
他にもちょこちょこと原稿仕事が入ってきていますが、順次ベルトコンベア的に片付けております。要領がいいのか、そもそもの仕事量が少ないのか(おそらく後者・苦笑)、かなりヒマしてる夏なのです。
と思っていたら、出版社から連絡があって、著者プロフ用の写真、撮り直してくださいって!えっ、これで4回目なんですけど。。。
表情が固いって言われてもなぁ、ニヤニヤしてたら不審人物やん。笑顔には自信ないわっ。デジカメを部屋の隅に置いてタイマーセットして自撮りしないと〜。他人に撮ってもらう?そんなん恥ずかしくてアカンわ(涙)
そんなわけで最後の最後で写真で苦労するとは思わんかった。どんな写真が採用されるかは、実際に本が出てからのお楽しみ。っていうか期待しないで(笑)
お楽しみといえば、いよいよ日曜から福井入りなのです。久々の福井、楽しみすぎるわ〜。最初は台風が北陸直撃という話もありましたが、ボクが行くから、大丈夫でしょう☆
2014.07.03
生徒との距離
これってボクだけのことかもしれないけれど。
授業の前後にプライベートに近いことまでしゃべって親しくなる生徒っているじゃないですか。
実はそういう人間関係を作ってしまう弊害として、授業中に叱りにくくなっちゃうっていうのがあるんですよね。
ボク自身、私生活でそんなに腹をたてる人間じゃないから、授業中に生徒を叱るっていう行為はかなり「演技」が入っている。
見ず知らずの他人に対して演技するっていうのは全然大丈夫なんですが、ある程度親しい関係の場合、そんな恥ずかしいことできなかったりする。
こうした状況はギャグの切れにも影響するわけで(笑)。
それから、例えば個人的な事情を知っているような子が居眠りとかしているじゃないですか?
知らん子なら一発気合い入れてオシマイですが、いろいろ事情を知ってると「彼も疲れてるんだよな。寝かしておいてあげようかな。悪気はないんだし」みたいな、甘えを許す状況にもなってしまう。
他の先生がたはそうした部分はうまくクリアしているんだろうけれど、ホント、ボクはこういうのダメなんですよね。生徒との距離をある程度保つということは、今のボクにとっては一つの絶対的なルールとなっているのです。
学生のみなさんで、塾講師などしているかたも多いと思いますが、生徒と仲良くすることだけが好ましいのではなく、生徒に対し断固とした態度をとれる関係というのも、実は重要なのだってことを知っておいてくださいね。