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2015.01.06

熊本3日目

直球アウェイ(笑)の熊本も3日目。残りは1日だけとなりました。

生徒たちは相変わらずがんばっている。決して人数は多くないんだけど、楽しい授業はできている。パワーをしっかり与えたいね。

講師担当の事務のかた(たいへん優秀!一年間ありがとうございました)に頼んで、2014ー2015ファイナルの問題&解答を用意していただきました。自分で作ったものを改めてみると、なかななおもしろいよね。

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2015.01.04

「地方消滅」?

中公新書「地方消滅」読んでます。

「日本って人口減ってるぜ、やばいぜ。とくに地方の自治体は消えるぜ」ってやたら不安を煽る、いわゆるトンデモ本です(笑)。人口の自然増減(出生と死亡の差)と社会増減(転入と転出の差)をごちゃまぜに説明していて、これじゃ何の予備知識もない人は騙されるよ。

たとえば編者の増田寛也氏が説くには、2040年までに日本の人口は1億人にまで減少するんだそうだ。つまりこれからの25年間で2500万人の人口が消える(現在の日本の人口は1億2500万人)。

一年あたり100万人ずつ人口が減少するということだが、そのためには死亡数が出生数を100万人上回らないといけない。現在、出生数は1年あたり約100万人。死亡数が120万人で、差し引き20万人が昨年減少した。

一年で100万人減らすためには、出生数はあまり変わらないとして(合計特殊出生数は近年上昇傾向にある)死亡数が200万人にならないといけない。120万人から200万人って、かなりの変化だよ。内戦とか疫病とかそういうレベルの死亡数とボクは思うわけだ。

増田氏は、日本の出生数と死亡数をどれぐらいと考えて、上の人口予測と立てているのだろうとじっくり本を読んでみたのだが、肝心な部分はボカしてある。数字的な根拠を示さずに論を進めているので全然説得力がないし、やっぱりトンデモ本の域を出ないわけだ。

日本の人口に関する問題は非常に大きな課題とは思う。しかし、その分析が大雑把なものに過ぎず、理論的な説明が全くされていないことが非常に残念。

急激な高齢化の進行により、実際に死亡数が200万人を超えるような社会になるのかもしれない。その不安は確実なものであるので、その辺りを具体的な数字をもって、より詳細に説明して欲しかったな。


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2015.01.04

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ここに記事本文を書きます。

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2015.01.03

あけましておめでとうございます

すでに正月の3日ではありますが、遅ればせながら

あけましておめでとうございます。

今年はズバリ転機の年だな、と。もうすぐセンターも終わっちゃうしね。我々も変化していかないといけないわけだ。

というわけで、今年もよろしくです!

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2014.12.25

「デビルズ。ノット」観ました

 http://devilsknot.jp

「デビルズ・ノット」観ました。
ありふれた言い方をすれば「考えさせられる映画」なのです。アメリカでは有名な事件なのだろうか。実際の(おそらく)冤罪事件を取り上げ、過度なセンチメンタリズムを廃し、リアリズムに徹する。エピソードの中心にいる人物ではない者の目を通し(コリン・ファース演じる私立探偵が主人公)、周辺人物を客観的に描いている。
もう一人の主人公である若い母親は、子供たちがいなくなった「喪失感」を一身に背負う。なるほど、これはまさしく「スイート・ヒアアフター」だ。アトム・エゴヤンといえば何といっても名作「アララト」なのだが、むしろ本作はあまりに「スイート・ヒアアフター」的。どんよりとした沈鬱さが全編を覆っているのです。
全然おもしろい作品ではないし、「だから何やねん?」って感じの映画ではある。社会的なメッセージが強すぎるのも好みではない。でも、何て言ったらいいのかな、ちょっとした違和感というか、不整合な感じというものがこの物語のあちらこちらに垣間見えて、居心地が悪い。そういう不思議な感覚が味わえる作品でもあるし、だからいろいろと考えるところが多いのだと思う。
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2014.12.23

冬期三日目

 冬期講習で生徒が何割か増えるわけだ。要するにレギュラーで受講していないにも関わらず講習に来てくれている生徒がそれなりの数いるってこと。確かに、知らん顔が目立つ(笑)

ただ、これが実に悩ましい。冬期はレギュラーの総復習という位置付けであり、ある程度は説明を省略したり、発展的な内容を教えたりもする。

そうすると、そうした『初参戦』の生徒たちにとって極めて不親切な授業になってしまうことになる。ぶっちゃけ、わからないところ、多いんちゃう?

もちろん、表情で理解のほどは読み取れるから、レギュラーで既出の説明であっても雑にならず、丁寧に教えよう。授業を100パーセント理解しているわけではないかも知れないが、一点でも二点でも、彼らなりの『宝』を持ち帰って欲しいとは思っているのです。

さ、明日からもがんばるかぁ!

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2014.12.23

講習三日目

 冬期講習大分三日目。今日も朝から仕事なのだ!

とはいえ、朝一コマ授業して、一コマ空いて、さらに2時から一コマというパターン、意外と心地よい。講習会って移動がないので、結構楽な日程が多いけど今回もそんな感じかな。

朝は何も食べないで行くのですが、今日はとくにランチに行く予定なので、なかなか楽しみです。

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2014.12.23

冬期講習!

 大分での冬期講習2日目。午前中からの授業で、夕方には完全に暇になってしまうこともあり、妙な時間に昼寝をしてしまった!こりゃ寝れないな(笑)

授業自体はタイトな感じで、完全に年間の復習。基本的には普段から授業に出てくれている生徒が多いのだが、10名ぐらいかな、初顔も多い。ちょっと彼らにはわからない話をしているかもしれないが、レギュラーからきている生徒のほとんどは「うんうん」と頷きながら話を聞いてくれているし、大丈夫なんじゃないかな。

ただ、普段から「ちょっと大丈夫かいな』って不安を感じる生徒もいるんだけど、そういう生徒に限って冬期講習を受講していないのだな。こればっかりはお金の問題もあるので仕方ないのだが、本来最もこの時期に地理を勉強しないといけない生徒に対し、こちらは指導を施すことができないというジレンマは、ある。

致し方ない問題なんだろうけどね。

それはそうと26日に受験サプリの件で一旦大阪に戻ることになった。自宅に寄る余裕はないと思うが、山口から大阪日帰りというのはなかなな新鮮な体験ですね(笑)

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2014.12.16

原油価格低下

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141216-00063745-diamond-bus_all&p=2

意外とみなさん知らないのかもしれませんけど、原則として原油とか天然ガスって余りまくっているんです。だから価格も下がり止まらず。

今回の原油安のポイントは2つ。一つはサウジの焦り。今アメリカで天然ガス開発が盛んに行われていて、来年には輸出国に転化するそう。そうなると原油・天然ガス輸出国のサウジとしては大迷惑を被ってしまうので、それに先んじて「大安売り」セールを行っている。そうなると、「なんや、わざわざ天然ガス開発せんでも原油があるやん」っていうことになって、アメリカの天然ガス開発が停滞し、しばらくはサウジの時代が続くことになる。

もう一つはロシアへの制裁。サウジと並ぶ原油輸出大国のロシアだが、ウクライナへの内政干渉などちょっと調子に乗りすぎ。だから国際的な原油価格の相場を下げることによってロシアの利益を減らすという、ちょっとした「イジメ」(悪いのはロシアなんだけどね)。

この状況、いわゆる漁夫の利を得るにはとてもおいしい状況。日本の主な原油輸入先はサウジだから、そもそも原油が安く買えちゃう。資金面で困窮するかもしれないアメリカの天然ガス開発に投資をして権利を独占するのも手だし、輸入先に困るロシアから原油をたくさん買ってあげてもいい。

こういうのを外交っていうんだけど、日本の場合、こうした外交交渉が全くできていないっていうのが問題なんだわ。産油国、ロシア、アメリカ、そして中国のような巨大勢力を巧妙にいなし、おいしいところをかっさらっていくという思考が、日本の政治には必要なんだわね~

わかりやすく書いたんで、一部に不正確な部分はあります。つっこまんといてね(笑)。ご容赦!

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2014.12.16

なかなか厳しいね

 YY学院で地理の授業の出席率が登録人数の半分に減少してしまい、さすがのたつじんもヤキがまわったか(涙)と悲嘆にくれていたら、アンケートは抜群に良くて、Aだけで80%以上あったわけさ!

ん、これは喜んでいい事態ではないぞ。かつてなら生徒減少は自分の責任であって、授業や生徒対応を工夫すれば良かった。でも今は、どんなにいい授業をしても、生徒が来てくれない!という状況がデフォルトになっている。彼らにとって授業に出席することはあくまで「権利」であり、そこに「義務」的な力ははたらかない。
少子化とか受験制度の変更とかそういった外部要因ではなく、そもそも浪人生の意識の変化という内部要因により、「予備校」が崩壊している。「来週も彼らは授業に来てくれるのだろうか」という疑心暗鬼の中で、ボクらは授業を行わなくてはいけない。
あと5年でセンター試験は終わる。ボクらの仕事も変わっていくのだ。
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