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2019.08.18

【ヒト聴き惚れ】『All is fair in love』/Stevie Wonder

【ヒト聴き惚れとは】:一目惚れのように聴いた瞬間にとても心を揺さぶられたり、印象に残ること。
         また、聴いたときはそう思わなくてもずっと耳に残ってたりすること。
                          そのように自分が感じた曲をご紹介したいと思います。


All is fair in love』/Stevie Wonder

。。。久しぶりになんとなく絶不調

アップダウンはあったもののずっと穏やかだったし、
疲れてたけど、元気だったし、楽しかった

ものすごく暑い日があったかと思えば、
寒くなったり(秋の匂いもしだして)、雨が降ったり、台風が過ぎていったり、

その間を、愛とか平和とか戦争とか祈りとかが、線香の煙のようにたちこめて抜けていった日々。

戦争アニメとか報道とか見て揺さぶられたり、
気温差で疲れていたりして、
スコーンと気分と体調が下に落ちてしまったみたいw

All of fate's a chance
It's either good or bad
I tossed my coin to say
In love with me you'd stay
But all in war is so cold
You either win or lose
When all is put away
The losing side I'll play
But all is fair in love
(すべての運命はチャンスは
良いか悪いか
投げたコインは告げる
キミの愛は変わらないと
でも戦争の前ではすべてが冷酷
勝ちか負けか
すべてが終わったとき
僕は負ける側
愛の前ではすべてが平等)

この曲の和訳をいくつか読んだときにだいたい書かれていたのが、
All Is Fair in Love and War
。。。ということわざ。
「勝てば官軍」とか、「恋と戦争では何でも正しい」とか、訳が出てましたが


正しいor間違ってる、勝ちor負けって、
価値観の相違の問題って最近イヤになるほど考えるし、感じる。

いい加減うんざりしたおかげで、
自分にとって否定的であることもまた”一つの意見だし、一つの価値観だな”ってなんとなく自分の中でまとまってきた。
(頭ではわかっていたとしても、自分の腑に落ちるまでが長い

だれかの正しさとか勝ちがこの世のすべてじゃないし、
わたしの間違いでも負けでもない。
私はわたしでせいぜい好きに暴れさせていただきますわw

恋愛は個人対個人の価値観・利益のぶつかり合いで、
戦争は国対国の価値観・利益のぶつかり合い。

ぶつかり合ってお互いに教訓は得たかもしれない。
でも、
それ以上に失うものは大きくていまだに悲しみと負の連鎖がくすぶっていたりして。


そういうときに、
絵とか音楽とか本とか娯楽とか、文化的なものってすべてに対して平等だと思うなー。
ただそこにあるだけでいろんなことを横において、
なごませてくれたり、癒してくれたり、笑わせてくれたり、楽しませてくれるし。

それ自体に生産性はなくて、
ある意味なくてもいいものだけど、
こんなに人種とか民族、価値観とか関係なく浸透して、
自分たちをただただ受容してくれるものはないんじゃないかなぁって思う。

。。。そういうのに携わることができるって、私すげーじゃん幸せじゃん
って、自画自賛で筆を置きたいと思います(笑)

※※コレ、すごい聴き入ってしまいましたJennifer Hudson - All Is Fair In Love (Stevie Wonder Tribute) 2016 Live

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