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。。。あんまり、恋愛映画って好きじゃないのですが。。。

人から”いいよ～”って薦められてたり、
雑誌で小さい記事ながらちょいちょい紹介されてるのを見て、
なんとなく観てみた映画です

『MY BLUEBERRY NIGHTS』 (2007)

恋愛モノって、だいたい展開とか結末って決まりきってるじゃないですか
あんま、だから個人的には好きじゃない。

。。。けど、なんか、コノ映画良かった

恋愛ものなんだけど、ロードムービーっぽくもあって、
話の流れとかシーンが、丁寧で繊細な感じがしました。

オンナノコが失恋して、カフェオーナーに慰められて、
オーナーとイイ感じになってきた？と思ったら、
”これじゃ、イカン！”と思ったのか旅に出たオンナノコ。
旅先でいろんな人とあって、結局は戻ってくるんだけど。

ただそれだけなんだけど、
終わりぐらいに見てるコッチも、心がすーっとしてイイ結末を迎えてる

主演のノラ・ジョーンズも等身大のオンナノコっぽくてイイんだけど、
カフェ・オーナー役のジュード・ロウがびっくりする程イケメンだった

どうしてもこの人、アクション映画のイメージしかなくて（しかも、冷酷なエージェントみたいな）、
でもこの映画では癒しの雰囲気ただよう都会のおにーさんだった

旅先で出会った人たちもステキだった。
酒にだらしない警官と、その別れた妻をレイチェル・ワイズが演じていて、
なんか美しくて悪いオンナ（『ハムナプトラ』のヒロインとはぜんぜん違うけど、それもイイ）

ナタリー・ポートマンは、ジャガーに乗った美しきギャンブラー

出会った先でそれぞれ物語があるんだけど、
とりあえず観ていただけたら幸いです。

ノスタルジックな映像だけじゃなく、
音楽もステキです。

But I don't know how it will end
with all those records playin'
I guess It's just how it goes
The stories have all been told before
（でも、どんな結末かはわからない
レコードは流れているけれどもね
そんなものだと思う
ストーリーは全部知っているでしょ）

ほか、
Otis Redding『Try A Little Tenderness』なども挿入歌になってます

ぜひぜひ聴いてみてください