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2016.10.30

【訳詞】『L-O-V-E』

◆『L-O-V-E』(1964年)
作曲:Bert Kaempfert
作詞:Milt Gabler

ナット・キング・コールが最後に吹き込んだ曲。
’64年の年の瀬に録音し、直後に入院、’65年2月15日に末期ガンで逝去。
ドイツ人トランペッター、ベルト・ケンプフェルトが作曲し、ユダヤ人のミルト・ゲイブラーが作詞。
これをジャズ詩大全(村尾陸男著)では、
”戦前戦中ではありえない、戦後20年のアメリカでしか起きえないような奇跡の組み合わせでできた曲”と書いていました。
ドイツ人とユダヤ人ですからね。。。
・I see<Look at Look at(見ている)よりI seeは意味が弱いので、見つめるというより前にいるくらいでいいそう。
・extra-ordinaryは英米で発音が違い、場所や人により発音が少し変わる。

★CMでもおなじみのポピュラーな曲ですね。
イ○ンとかビールかなにかのCMでも最近使われているかと思います。
ジャズラジオを聴いていたらアンソニー・ストロングという人がベースとデュオで歌っているのを聴いて、いいなあ~と思いました。
※画像はアンソニー・ストロングですが、『L-O-V-E』は収録されていません

 
Lは、あなたがわたしを見つめる
Oは、わたしの目の前にいるたった一人のあなた
Vは、とっても、とっても、すてきな
Eは、他のどんな人よりも大好きって思えること

愛はあなたに与えることすべて

愛は二人で楽しむただのゲームじゃなくて

愛する二人で作っていくもの

心を奪い傷つけるんじゃなくて

愛が二人を作っていくのよ

※訳詞について・・・スタンダードの歌詞を意訳しています。その為、訳詞の表現と原詩が異なる場合があります。より詩的な表現、まとまりを考慮したため、ご了承ください。 

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