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2016.10.16
【訳詞】『What A Diff'rence A Day Made(Cuando Vuelva A Tu Lado)/縁は異なもの』
◆『What A Diff'rence A Day Made
(Cuando Vuelva A Tu Lado)/縁は異なもの』(1934年)
作曲:Maria Grever 英詩:Stanley Adams
作詞:Maria Grever
原題は『Cuando Vuelva a Tu Lado』(あなたのそばに戻ると)。
元々はキューバのマリア・グレベルが作曲作詞したスペイン語の曲。
曲が作られてから25年後の’59年、ダイナ・ワシントンが歌ってミリオン・セラーとなる。
映画『The Racers』(1955年) や『マディソン郡の橋』でも挿入歌としても使われているようです。
邦題「縁とは異なもの」とは、日本のことわざ “縁は異なもの味なもの” の類義語。
・男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、非常に不思議でおもしろいもの
・理屈では説明できない縁があるという意。
・多く思いもよらない二人が結ばれるようなときに使う。等々。
★ジャズ歌手が歌ったからジャズのスタンダードになったということが書かれていて面白いなあと思いました(『ジャズ詩大全14』村尾陸男著)。
同著にも書かれていましたが、この曲の歌詞が”運命の出会い”とか”男女の縁はどこでもどう結ばれるかうんぬん”とするとムリがあるかも?っていうのはわかるかも。
たった一日ですべてが変わったわ!
それはほんの24時間のこと
雨が降っていた場所に
太陽が笑いかけ花が咲くように
昨日までの私はブルーだった
今日から私はあなたの一部
寂しい夜は過ぎていったわ
あなたが”君は僕のモノ!”って言ってくれたから
たった一日でこんなに変わるなんて!
目の前で虹がかかったみたい
嵐なんて信じられない
スリリングなキスを
あなたとしたその瞬間から
メニューに載っている”ロマンス”を見つけたわ
天国にいるみたい
一日でこんなにも変わっちゃったわ
あなたがそばにいるから