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2016.09.17
【訳詞】『Stardust』
◆『Stardust』(1927年)
作曲:Hoagy Carmichael
作詞:Mitchell Parish
ホーギー・カーマイケル作曲。ある日、母校を訪れたとき、ふとかつての恋人を思い出しメロディーが浮かんだそう。
’29年にミッチェル・パリッシュが歌詞をつけたとき、Verseもついた。
ちなみに、ホーギー・カーマイケルは『Georgia On My Mind』の作曲者でもある。
一度、来日した際、TVでザ・ピーナッツが『Stardust』を歌っているのを観て、わざわざ楽屋まで会いにいったそう。
そのTV番組が『シャボン玉・ホリデー』。エンディングテーマだったようです。
★いつもライブでお世話になっているカフェのママが、うちのお師匠にピアノを習っており、その課題曲が『Stardust』だそうで。そういうこともあって、自分のレパートリーに入りました。エラ・フィッツジェラルドの柔らかくて美しいこの曲が好きです。画像は美空ひばりさんですが、ひばりさんのこの一枚も好きです。
訳してみると、なんか50代以上のステキなおじさまに歌ってもらいたい!って感じになります。
<Verse>
今、紫色の夕闇が
私の心のなかの牧草地をゆっくり横切っていく
小さな星は空高く登り、
遠く離れた君のことを思う
君は遠いどこかの小道をあてもなくさまよう
私を置き去りにして
消えることのない歌を残して
愛は今
終わってしまった昨日の夢のかけら
過ぎ去りし日の音楽
<Chorus>
ときどき不思議に思う
孤独な夜を夢見る歌に費やすのか
メロディーは幻想につきまとい
恋しはじめた二人がいた
あの頃のきみにもう一度会いたい
ときめきにあふれていたあの口づけ
でもそれはずっと昔
今、私の慰めはこの夢見る歌
庭のそばで星が輝くとき
きみは私の腕の中
ナイチンゲールがバラが咲く楽園のおとぎ話を聞かせてくれる
けれども、私は飽きもせず夢を見る
心の中で夢のようなメロディーは鳴り響き
愛の記憶は繰り返される