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2016.09.05
中二病と村上春樹とジャズ
私がジャズに興味を持ったのは中学生のとき。
今思えば、現在興味のあるもののほとんどが中学時代に繋がっているかと思います。
『中二病(笑)』・・・「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。(wikiよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85)
↑いい言葉だなあと思いますよ~笑
まさしく、中二病でした笑
洋楽を聴きだしたのもこの頃で、
家でずっと映画が流れてるのをいいことに『SCREEN』を読み、
「漫画家になりたい!」と思えば漫画の絵をマネしまくったり、
「小説家になるんだ!」と思えば分厚いノートに字ばかり書いてました。
その頃、『ソフィーの世界』が流行ってた頃だったので哲学の本を読んでみたり、
『金田一少年の事件簿』を読んだら推理とかサスペンス、探偵ものにハマったりしてました。
書きまくった(描きまくった)おかげで、右手の中指にボコッとペンだこが出来て、ちょっとした自慢でした
高校へ行ってもタコは消えず、確かテストとか受験のときとか勝手に「勉強のしすぎ」だと思われて先生の評価もちょっと良かった気がします。
(今はすっかり消えてしまいましたが・・・)
・・・で、話を元にもどしてジャズ。
その頃読んでた本に村上春樹さんの『ノルウェイの森』がありました。
ビートルズの『Norwegian Wood(ノルウェイの森)』からきている本のタイトル。
中学生的にはかなりツボな内容。
その中にはいろんな音楽が出てきて、ビートルズもそこから聴きだした気がします。
ジャズもその中にあったのでした。
村上春樹さん、他の著書にもふんだんに音楽や本のタイトルが出てきます。
ジャズは特に、ご自身がジャズ喫茶を経営していたほど
ジャズジャイアンツを紹介するエッセイも書いているし(『ポートレイト・イン・ジャズ』)、
ジャンルを問わず訳詞もしてます(『村上ソングス』)。
最初に聴いたのが、なぜかわからないけどサラ・ヴォーン『ラヴァーズ・コンチェルト』。
すっごーい、低い声
ビートルズの『Yesterday』を原曲キーで歌ってるっていう・・・
「あ、ジャズ無理・・・」ってこのとき思いました笑