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2023.11.04
ボゴールにある幼稚園「Ra Darul Rahim」訪問報告
車を降りた途端、幼稚園の可愛い子ども達と先生方が日本とインドネシアの旗を振りながら歌を歌って迎えて下さり、胸がいっぱいになりました。
コロナ禍を経て園舎は別の場所に移りましたが、ボゴールの大自然に囲まれた素晴らしい環境と温かい雰囲気や盛大なおもてなしは変わらず、先生方も4年ぶりの再会を大変喜んで下さいました。
コンサートでは、リトミックと大きなカブの劇を中心に手遊びなども行いました。
大きなカブでは、孫や動物の役を子ども達にお願いしたところたくさんの子が手を挙げてくれて、カブをひっぱる長い列ができ、大盛り上がりでした!
最後は歌に合わせて楽器を子ども達に叩いてもらい、一体感が生まれたように思います。
今回訪問した幼稚園と同じ系列の幼稚園が他に3園あるので、そちらにもぜひ来て欲しいとオファーをいただきましたので、来月か再来月に、またぜひ伺えたらと思います。
2023.08.23
Nur Abadi訪問報告
南ジャカルタにある養護学校「Nur Abadi」
コロナ禍を乗り越え、3年振りに劇やリトミック、手遊び歌を中心としたパフォーマンスを届けてきました
子ども達全力で楽しんでくれているのが伝わってきて、幸せな気持ちなり、またたくさんのパワーをもらいました
Terima kasih banyak
2023.07.28
KDM 訪問報告
久しぶりに音楽と絵本のパフォーマンスを届けてきました!
7月7日、事情があって親と一緒に暮らせないインドネシアの子供たちが暮らす寄宿学校、Yayasan KDMを訪問し、コロナ後は初となる音楽と絵本のパフォーマンスを届けてきました。
キンダーから中学生までが暮らし学んでいる学校ですが、大きい子たちは小さい子たちのことを気遣いながら、本人たちも全力で一緒に楽しんでくれていて、訪問した私たちもとても楽しい時間を過ごしました。
子どもたちが大好きな「ベビーシャーク」で始まり、ディズニーの映画「リトルマーメイド」から「アンダーザシー」や「パートオブユアワールド」などの歌とダンスを演奏。インドネシア語のリトミックでは、子供たちが目をきらきらさせながら参加してくれました。速くなったり、遅くなったり、急に止まったりするピアノに合わせて手拍子。子供たちは一生懸命、ピアノの音に集中しながら参加してくれました。
そして、絵本「はらぺこあおむし」のインドネシア語での読み聞かせを行った後には、「はらぺこあおむし」の歌とピアノの演奏と共に巨大なはらぺこあおむしの着ぐるみが登場。子供たちにはあらかじめ、絵本に登場するのと同じ果物やお菓子、食べ物のぬいぐるみを手渡して、あおむしさんに食べさせてもらいました。あおむしがさなぎになり(茶色い布の後ろに隠れて)、蝶々に変身して登場したときには子供たちから大きな笑顔と共に歓声が上がりました。
最後はインドネシアで有名な「SAYONARA」をみんなで一緒に歌い、お土産の折り紙「ぱくぱく」を一人一人に手渡して締めくくりました。
パフォーマンスの後は、一人一人お礼を言いにきてくれました。そっとこちらの右手を取り、自分のおでこやほっぺたに優しく触れるインドネシアの挨拶。コロナを経て久々にその挨拶をしてもらい感無量。子供たちに笑顔で手を振ってもらい、「また来るね!」と約束して後にしてきました。」
尚、今回のパフォーマンスはJakarta Nyaman PJTで演奏活動を行ってきたJ2メンバーが中心となって実現しました。コロナ禍を経てジャカルタの各ボランティア団体の人数が減ったり、ローカル施設への訪問が定期的に行えなかったり、いろいろと課題もある中、今後は団体の垣根を越えて、それぞれの強みを掛け合わせて協力しながら、インドネシアの子どもたちの支援の輪を広げていけたらと思っています。
2022.08.04
ジャカルタ活動報告
2022年6月にSinar Pelangiを訪問しました。
Sinar Pelangiは、身寄りのない子どもや障害があるなど手術や治療が必要な子どもへの支援・援助等をしている財団で、以前よりJ2ネットからもSinar Pelangiへの寄付を行なっています。
ここ2年、コロナにより、なかなか大人数での訪問がしづらかったのですが、ようやく少し状況が改善してきたので、訪問ができました。
今回の訪問では主に、現時点の活動状況と今後の活動見通し、Sinar Pelangiとしての支援希望の確認を行いました。Sinar pelangiとしては、特に、現在も紛争が続くパプアから受け入れた子ども達への教育充実のための援助、ならびに支援の必要がある子どもへの治療費援助の2点を求めているとの話でした。
今回の訪問でSinar Pelangiの意向を確認できたため、J2netとしてどのような支援が可能か検討します。
写真は 2022年1月 絵本寄贈時
2022.02.04
ジャカルタ活動報告
《えんとつ町のプペル インドネシア語版の発行》
J2Netの会員の皆様、こんにちは。
インドネシアでミュージシャン・タレント・俳優・翻訳の活動をしています、加藤ひろあきです。
この度、日本でも話題になっているキングコング西野亮廣さん作絵本「えんとつ町のプペル」を妻のアリーナとともに翻訳しインドネシアにて出版致しました。そして発売に際してJ2Net様を通じて様々な施設や学校に本を寄贈させて頂いています。ご協力頂き誠にありがとうございます。
この絵本「えんとつ町のプペル」は先日、日本での映画やミュージカルの公開が終了し、2022年1月現在はプペル歌舞伎として市川海老蔵さん主演で上演されています。アメリカでも映画上映がスタートし、今年の後半にはアメリカブロードウェイにてミュージカルが上演されることが決まっています。
今回この絵本がインドネシアで出版されることになった経緯はインドネシアの出版社「Noura Books」が海外のブックフェアに参加した際「えんとつ町のプペル」英語版に興味を持ち、そこから以前翻訳した「Laskar Pelangi(邦題:虹の少年たち」)で一緒に働かせていただいたご縁から私が日本の出版社である幻冬舎さんとの間を取り持つ形になり実現しました。
私自身初めてこの絵本を読んだ時、「信じ抜くんだ、たとえ一人になっても(インドネシア語:Percayalah. Bahkan ketika kamu satu-satunya yang percaya.)」というメッセージはインドネシアの方の心にも刻まれる言葉だろうと思い、すぐに翻訳して届けたいと思い立ちました。西野亮廣さんはこの絵本の製作過程でこんな話をされています。
夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。
「お前も諦めろよ」という言葉は「空気を読めよ」というまるで正しいような言葉に姿を変え、黒い煙の先に行こうとする者を圧倒的な数で袋叩きにする。黒い煙に包まれた『えんとつ町』というのは、つまり『現代社会』で、夢を見て、夢を語る人間を執拗に叩きます。
ゴミ人間『ハロウィン・プペル』というのは、夢を見て、夢を語り、その夢を実現しようと行動して、鼻で笑われ、叩かれ、あげ足をとられている『あなた』。
そして、主人公達は言います。
「信じぬくんだ。たとえ一人になっても。」
『えんとつ町のプペル』は、『あなた』の物語。
『あなた』へ向けた応援歌です。
僕は見たことがない景色を見たいので、
見たことがない景色に挑もうとする人をバカにはしません。全力で公定します。
そんな人に、この作品が届くと嬉しいです。
J2Netの方々の中にもこういった想いをされた経験のある方が少なからずいらっしゃるのではないかと思います。インドネシアにもそういった空気はあります。生まれた環境や状況で夢を持つことすら許されない人たちは確実にいて、そういった人たちに一人でも希望の光を灯せたら。
そんな想いで今回、自分たちでは到底絵本など買えないという子供たちを中心に1000冊の寄贈を決めて絵本の配布を行っています。
これは作者の西野亮廣さんと株式会社Chimeny Townが1000冊をNoura Booksから買い取る形で寄贈を行う活動で、実際の動きは現地に住んで活動している私加藤ひろあきが中心となって行っております。
その活動の模様は加藤ひろあきオフィシャルブログ「インドネシアよりテリマカシ」に随時更新していきますので、これからも応援頂けましたら幸いです。
最後になりましたが、今回の寄贈活動にご協力頂きましたJ2Net様、共に実際に動いてくださった堀さん、くるみさん、くみこさんにこの場を借りて改めて御礼申し上げます。Terima kasih banyak.
皆さんも絵本「えんとつ町のプペル」是非一度読んでみてくださいね。インドネシア語版はRp.98.000で販売されていますのでこちらも手に取って頂けますと幸いです。
それでは今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
2022年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように。
Hiroaki Kato / 加藤ひろあき
https://ameblo.jp/hiroakikato39/entry-12653070538.html(加藤さんのホームページ)
2022.01.10
インドネシア超初心者の雑記
J2netジャパン・インドネシア渡航前会員第一号の熊谷美緒さんから現地レポートが届きました。
当初4月だった渡航予定が7月に延び、デルタ株の出現でさらに延期となる中、晴れて11月に飛び立ちました。
ジャカルタ郊外のチカランからZoomでジャパンの定例会や絵本グループのミーティングに参加しつつ、常夏の国を満喫しているようです。
見るもの全て驚きかな。私たちも同じでした。
1.はじめに
2020年冬、家族の帯同でインドネシアに行くことが決まり、「現地で有意義な時間を過ごしたい」、「どうせなら、少しは人の役に立つことをしてみたい」との思いでネットサーフィンに勤しんでいたところ、2021年6月にJ2netにたどり着きました。
J2netメンバーはインドネシア経験が超豊富な方ばかり。
渡航を前にしても、インドネシア語や文化を学んだこともなく、インドネシアって暑いんだろうな・・・くらいの浅ーい認識しかなく不安たっぷりの私に、メンバーの皆さんは本当にいろいろ教えてくださいました。
そのため、今回この原稿を書くことを提案(≒指示)された際、断ることは状況的に許されませんでした(笑)
国語も苦手で小学生のような感想文で恥ずかしい限りですが、精いっぱい書きます。
2.インドネシアに入国し、約1か月経った感想
①驚いたこと
・空港内にて
入国日のスカルノハッタ空港で、空港職員?の方々が、空港内到着ロビーの通路を、動く歩道の上も関係なく、セグウェイ・電動キックスケーター・自転車等で爆走していたこと。
・道路状況
想像以上に車間距離(前後も左右も)がないなか、車・バイクともかなりの速度で走ること。意外と信号が少なく、交差点で直進と右左折が入り混じるなか、各車の“阿吽の呼吸”のようなものを感じられるのには感動しました。
・気温が25度くらいだとインドネシアの方にとっては寒く、少し厚めの長袖を着ていること。(寒がりの私でも半袖で問題ない温度・湿度ですが。。。)
②胸が痛むこと
・交差点の信号待ちの車に、子どもがお金をもらいに走ること。
・12/4のスメル山噴火で大きな被害が出ていること。
・現在雨季のため、毎日のようにどこかで洪水被害が起きていること。
③嬉しいこと
とにかく、インドネシアの方々が優しいこと。拙いインドネシア語で話しかけても、丁寧に対応してくださる方ばかりです。お店で店員さんを呼んでも気づいてもらえず困っていた時、近くにいた方が大きな声で代わりに店員さんを呼んでくれたこともありました。
コロナの影響で結果的には約半年、渡航が遅れましたが、その間は日本でJ2netに参加できたので、この経験をインドネシアで生かしたいと考えています。
まだまだ知らないことばかりで、困っている方に対して何もできないのが非常に歯がゆいですが、今できることをまずはがんばります。
おまけ・・・ “インドネシアっぽい?”通りの写真
2021.03.05
J2netが見てきたインドネシアの図書事情23年
<J2netが見て来たインドネシア図書事情23年>
2020.06.28
学校 Sekolah Bisa の様子
学校 Sekolah Bisa の様子
J2netジャカルタが支援を続けているSekolah Bisa。
ビンタロ地区の貧困地域に住む子ども達のため、
Body Shop とBulitish schoolが運営する私設小学校。
コロナウィルスのため、インドネシアの学校も休校。
家で過ごす子どもたちへ、課題を与えたり栄養補助食品などを届け、細やかなサポートをしています。
普段から自由になりがちな子どもたち、学校がないとたががはずれてしまうからと、小さな学校だからこそ出来る心遣い。