ニュースレター
2022.09.15
コロナ禍でのインドネシア旅行
2013年に本帰国後、毎年訪れていたインドネシア。コロナ流行により2019年の渡航を最後に中断していました。今回、隔離規制がなくなった為、3年ぶりのインドネシア旅行を計画する事にしました。ジャカルタ市内へは5.6年ぶりの滞在となりました。
今回、ジャカルタで何かJ2の活動に参加したいと考えていましたが、このコロナ禍で活動は休止しており、また、お盆時期もあり、メンバーは日本に一時帰国していた事も相まって、残念ながら施設訪問など出来ませんでした。
それでも、雑貨プランギ、J2netジャカルタの方々とお会いして、現状を伺ったり、新しくできたモールでバティック作家の伊藤ふさ美さんの着物関連の展示設営をお手伝いされた話を伺う事ができました。タイミングよく、私もその素晴らしい着物バティックを拝見する事ができ目の保養となりました。
その際に、コロナ禍のためジャカルタで販売の機会を失った雑貨プランギの商品を持ち帰りました。こちらは、10月に日本で開催される日本最大級の国際協力イベント グローバルフェスタ2022で販売する予定です。
ジャカルタではモールや店内は全員マスク着用していました。建物内に入る際はインドネシア政府指定のPeduliLindungiのアプリをインストールしワクチン接種のデータを紐付けておかないと、入館はできない事になっていますが、ここはインドネシア。ワクチン接種が紐づいてなくても入れてしまいました。(笑)
旅の後半は、ロンボク島、グデ島に行きました。ここでは、ブルーバードタクシーのドライバー以外は、ホテルのスタッフを含め誰もマスクをしていませんでしたが、オープンエアのリゾート地ですし、ノーマスクも納得できます。ただ、悲しい事に、賑わっていたロンボクの繁華街はかなり閉店して荒れ果てていました。
2018年の地震から観光客が遠のき更にコロナが追い討ちをかけた影響かも知れません。アジア人観光客は一人もあわず、欧米人しかいないのを考えると、旅行が日常になるにはもう少し時間が必要だと思いました。
かっこいいビルやアパートができ、地下鉄も整備され、アプリやネットショッピングで用を足せ、日本よりネット環境が整備されキャッシュレス可も進み、さらに住みやすいジャカルタになっていましたが、10年前と何も変わらず貧富の差は激しいままです。でも、それがジャカルタという街なのだと思いました。
インドネシアの島々や海は美しく、人々は優しく愉快で、イスラム教のアザーンが空に響き渡り、食べ物が美味しくて、素晴らしい時間を過ごすことがでしました。
滞在中にコロナに感染しない様にと常にどこか緊張し続けた旅行だったので、以前の様に一日も早く海外への往来が自由になる日を願ってやみません。またエネルギーが満ち溢れるインドネシアに訪れたいです。