ニュースレター
2021.09.26
マルクの子ども達に絵本を寄贈しました!
全国のTaman BacaanのネットワークNGOである1001bukuファディラ氏の紹介で、マルク州セラム島東セラム県に本を寄贈する話が持ち上がったのは4月のことでした。1001buku自体も、マルク州僻地への本の郵送は費用がかかる上、不安要素も多くなかなか実現できずにいる中で、ファディラ氏から「現地で社会活動をしている知人のユナン氏がジャカルタを訪問する機会あり、手持ちで本を運んでもらえるチャンスがあるがどうか」との打診をいただきました。J2としても、比較的絵本が流通しているジャカルタでなく、本の入手が困難な僻地への寄贈は有意義で是非やってみたいという話になり、急ぎ手続きをし20冊強の本をジャカルタの1001buku気付で発送しました。
現地までは、州都アンボンからセラム島東部の都市bulaまで船で一昼夜あるいは陸路車で16時間。そこからさらに車で4時間の道のりだそうです(google map でチェック!想像以上に遠いですし、僻地過ぎて詳細が出てきません・・・)。今回送った本は、Rumah Baca Kianlau、Lentera Walang Baca Gaur、RPQの3施設にユナン氏が手渡し下さり、無事子どもたちに届けられました。
絵本を手にとり真剣なまなざしで本を読む子どもたちの姿、愛おしいですね。今回は1001bukuの機転と尽力により、絵本を手にする機会が少ない遠隔地の子どもたちへの寄贈が実現できたことは、私たちにとっても嬉しいことであり、また良い経験になったと思います。課題は多くあり考えるべきことも多々ありますが、J2メンバーの知恵や行動力を結集し、またJ2ジャカルタや現地NGOと協力しながら、できる範囲内でまた新しいことにチャレンジしていけたらいいなあと思っています。一人でも多くの子どもたちの笑顔に会えるように!