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2023.06.23
2022年度の絵本寄贈について~ご報告②
インドネシアの子どもたちから笑顔のメッセージが届きました!
2023.05.06
2022年度の絵本寄贈について~お礼とご報告
≪インドネシアの子どもたちから笑顔のメッセージが届きました!≫
去る3月、2022年度に増刷した翻訳絵本をインドネシアの地域文庫(Taman Bacaan Masyarakat)に寄贈しました。その数、なんと約130冊!今年度はジャワ島内外5つの施設に送ることができました。
これもひとえに、増刷活動にご協力くださった皆さまのお蔭です。帝人株式会社ブック・ドリーム・プロジェクト様、MS&ADゆにぞんスマイルクラブ様、社会貢献活動に関心を持ってくれた福島県の高校生、東京の中学生の皆さま、「グローバルフェスタ」「ふれあい満点市場」にご参加くださった皆さま、個人参加の皆さま、この場をお借りして感謝の言葉をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。
すでに、絵本を受け取った施設からは、早速、よろこびの声が届いております。
今回ご紹介するのは、主に帝人株式会社ブックドリームプロジェクト様、福島県の高校生、「グローバルフェスタ」の参加者の皆さまが作ってくださった翻訳絵本を寄贈した、東ジャワ州の”Sahabat Kecil”、同じく東ジャワ州の”Sokola Pelangi”、中部ジャワ州の”Omah Eling Ngudiraharjo”からのメッセージ。絵本を受け取ったときの子どもたちの笑顔、真剣に読んでいる表情などから、絵本の到着を楽しみしていてくれた現地の様子が伝わってきますね。
この他、スマトラ島リアウ州や、マルク州カイ諸島といった、地方の地域文庫にもこれから届けられることになっています。
各地域文庫のくわしい様子は、これから数回にわたってご紹介していきたいと思います。
私たちの絵本寄贈プロジェクトは、たくさんの方のご協力で成り立っています。1冊1冊の絵本に皆さまの温かい思いやりやエールの気持ちを乗せて、インドネシアの子どもたちへ届けております。翻訳絵本を送る活動にご関心お持ちの皆さま、いつでもご参加をお待ちしています。
2023.04.03
チアンジュール地震・被災者支援
2022年11月21日にチアンジュールで地震が発生しました。被災地にヤヤサン・タリアシがあり、エティさん、アリさんが支援活動に入りました。ヤヤサン・タリアシとは長い付き合いがあり、J2から支援協力を申し出たところ、快く受けていただきました。引き続き連携させていただいています。
また、ヤヤサン・タリアシから昨年11月25日に、2校の学校再建の依頼が来ています。1校はRp25,000,000で、もう1校はRp295,458,303です。
金額が大きいので、定例会で出た意見をタリアシに伺ってみました。また、せっかく修理や建直しをしても、その場で使い続けることが出来ないのではないかと、当面は簡易な資材(例えば竹材)での修理を考えられないか、等々をお尋ねしました。
以下が返答です。
『J2netの皆様からは多くの支援をいただきました。ありがとうございます。政府は、現在進行中ですが、当面の優先事項は人々の家を修理することです。
学校の場合移転はなく、今の場所に被害はあるものの、まだ使えるので建物の修繕のみです。政府とは別に、支援の寄付を引き続き募集しています。政府による改善策では、すべてのニーズをすぐに満たすことはできないからです。
当分の間、まだ使用できる教室がありますので、子どもたちはまだ学校に通うことができます。時間も場所も通常ほど充分ではありませんし、遅れが心配ですが通学しています。
せっかくですが、竹の部屋は常設出来ないので作れません。そして、土地の確保も不可能です。しかし、大きな損傷を受けた教室を修復する前に、学校は小さな損傷を負った教室を修復しました。それらを使って授業しています。』
2023.03.26
医療支援報告
左が手術前、右が手術後の写真です。目の焦点が合って、にこやかに反応しています。
2023.02.04
チアンジュール地震・被災者支援
先月11月21日の地震発生後、現地では速やかな支援活動が進められています。J2netと20年以上のお付き合いのある、ヤヤサン タリアシがまさにチアンジュールに住んでおり、J2netが支援していた小学校もあります。11月23日には支援第1弾としてジャカルタJ2から支援金を送りました。11月26日には日本からも送金しました。
【11/26レポート①】タリアシのエティさんは、地区のソーシャルワーカーとしても長く勤めており、現在地区事務所の震災管理委員会会計係をされているとの事ですので、J2netの寄付もそちらとの連携で、住民への手配が行われている様です。さっそくタリアシがJ2netからの支援金を使って、5か所の村のための支援物資を調達し届けてくださいました。残りはDapur umum (公共炊き出し)のために使われるそうです。また週末は建物が倒壊した孤児院の様子を見に行くと言っています。
支援している難民キャンプでは、67世帯のうち52世帯が大きな被害を受け、住むことができなくなり、新しい場所に移らなければならない状況との事です。仮設住宅が必要ですねと言うと、行政に仮設住宅の申請をしているとの事でした。お巡りさんたちは、動画で子どもたちや住民の恐怖を少しでも軽減するために、トラウマセラピーとして笑えるパフォーマンスをしているそうです。
タリアシのアリさんが、素敵な支援ポスターを作ってくれました。ジャカルタのメンバーが新たに現地の様子を聞いたところ、子どもたちの多くが風邪をひいているらしく、希望物資リストには喉の痛みの薬や解熱剤も含まれています。日本と同じく、コロナ感染がまた右肩上がりになっていることもあり、心配が尽きません。今後も状況に合わせ、支援を継続して行います。皆さまのご支援ご協力をお願い申し上げます。
【12/6レポート②】Yayasan Tali Asih アリさん、エティさんとお会いし、被害状況、避難状況を確認しつつ、支援物資をお届けしてきました。
お届けした支援物資は〜
■《防寒・寝具等》毛布、タオル、シーツ、洋服(大人男女、子ども、赤ちゃん)、靴、かばん など
■《薬・衛生用品》トラックアンギンを始めとした薬類、洗剤、石鹸、絆創膏、ティッシュ、ウェットティッシュ、赤ちゃん用おむつ、女性用品 など
■《食品・飲料》赤ちゃん用ミルク、フォローアップミルク、子ども用お菓子 など
【12/21レポート21日に2回目の支援物資を届けました。日本人学校でも物資を集めていただき、日本企業からパンの支援も受けました。移送の支援も受けました。】
お陰様で無事 パンも物資も届けることができました。避難所、村役場など4ヶ所廻りましたが、まだまだテント生活。初めに行った場所は雨で水が溢れる為 高床。大きいテントに73人が生活していました。
子供達にパン時々食べると聞いたら首を横に振り、食べたい?食べて!すぐにアッと言う間に食べていました。美味しい?ニコニコ首を縦に振っていました。
一ヶ所目、四ヶ所目には直接パンを渡せましたが、村役場には託して来ました。
復興には2年かかるだろう。学校の再建もいつできるか?子供達はきちんとした授業も受けず、進級し、卒業してしまう。と嘆いていたのにも心が痛みました。
そんな中、きれいな目でニコニコしている子供達の笑顔が、救いでした。
チアンジュール地震支援にご協力をお願いします。
地震の被災者支援の募金を行います。*お振り込みの際は、お名前の前に「C」をつけてください。よろしくお願いします。
三菱東京UFJ銀行 横浜支店 普通預金 口座番号/4390963
口座名/J2ネット 会計 岡 則子
《チアンジュール地震緊急支援募金への御礼とお願い》
「チアンジュール地震緊急支援」へのご協力をお願いしましたところ、たくさんのお振込をいただき、430,000円程の募金が集まりました。心より御礼申し上げます。学校が大きく壊れ、2,000,000円以上のプロポーザルが来ています。続けてお願いします!
現地はまだまだテント生活の方々が多く、子供達はキチンとした授業も受けられず、進級、卒業してしまうそうです。彼らの将来はどうなってしまうのだろうと考え込んでしまいました。
今回、支援物資が届けられたのは、日本企業のみなさまのお陰です。友人達、幾つかの企業に伺ってもbox車がなく、物資は集まるものの、どうやって届けたら良いのか、本当に悩んでいました。感謝のみです。
2023.02.03
チアンジュール地震・被災者支援
11月21日にチアンジュールで地震が発生しました。被災地にヤヤサン・タリアシがあり、エティさん、アリさんが支援活動に入りました。ヤヤサン・タリアシとは長い付き合いがあるので、J2から支援協力を申し出たところ、快く受けていただきました。
第3回の現地訪問報告
事前準備:12/29グラメディア買い物、1/3と1/6図書仕分・荷造り、1/16スーパーで買い物
1/19 木曜日
9:00 ジャカルタ出発 11:50 Cianjur到着 タリアシのEtiさんと合流 12:30 Kp cibereum 到着
山間の田んぼと畑に囲まれた場所。トラックとすれ違いが出来なかった舗装のない一本道で谷を周りこむように到着。大部分が小作農のもともと貧しい地域とのこと。学校まで30分以上歩いて通う子もいる。平らな場所は稲作に使うため、村のエリアは斜面になって歩きづらい。村の中でも貧富の差があり、すでに自費で建て替えを始めている家も。家の横に資材のブロックやセメントのための砂の山があり家族の住むテント、その横にヤギの小屋が建っていた。
2ヶ月近い大型テントでの暮らしは問題があり、今はできるだけ家族単位の小さいテントに移動しているという。
小屋のような家にテント・シートを被せて雨漏りしないようにした家にも住人が普通に住んでいた。集会場のようなところでは今までは月に1回程度、女性教育や子ども教育をしていたとのこと。昔から貧しく10代前半で結婚、出産し、学校も途中の人も多い地域。図書2セット、歯磨き粉、シャンプー石鹸と衣類を配る。
13:45 Kantor Desa Ciwalen
雨が降ってきたので狭い場所にあるPosko訪問は断念し、前回も立ち寄った村役場に。ここでは6世帯と8世帯のPoskoを管理しているということで図書、歯磨き粉、石鹸を配る。雨で、屋根のあるところがないので残りの荷物はEtiさんの車に積み替え、後日適切に配布してもらうように依頼する。
14:00 現地出発 17:30 ジャカルタ到着
2022.12.03
チアンジュール地震
すでにみなさまTVニュース等でご存知のことと思いますが、11月21日午後1時ごろに、インドネシア・チアンジュールでマグニチュード5.6の地震が発生しました。死者数は当初の発表より増え、22日のインドネシア政府の発表では268人の数字が上がっています。151人が行方不明とかで死者数まますます増えるとのことです。2700戸以上の家屋や建物が被害を受けて、多くの人々が瓦礫の下敷きになっているようです。学校の崩れている映像が流れています。多くの子どもたちが被災しています。
J2netと20年以上のお付き合いのある、ヤヤサン タリアシがまさにチアンジュールに住んでおり、J2netが支援していた小学校もあります。(プンチャックあたりの支援はタリアシと組んで行なってきました。移動図書館の運営もしてくださっています。)
また、赤ちゃんのミルクや紙おむつなど、インスタントミーなど必要な物も上がって来ています。
Yayasan Tali Asih エティさんからのメッセージです。
チアンジュール地震支援にご協力をお願いします。
口座番号/ 普通預金 4390963 *お振り込みの際は、お名前の前に「C」をつけてください。よろしくお願いします。 |
2022.11.18
グローバルフェスタジャパン2022
○いままで
2022.09.29
医療基金・シナールプランギ
シナールプランギは、1989年4月14日に設立され、人種、宗教、言語、およびその他の社会的背景を区別せず、医療(健康)に従事する非営利の財団です。施設内にはクリニック、手術前後の宿泊施設、リハビリ施設、孤児院、障がい者の働ける工房等があります。有料老人ホームもあります。
また孤児の子どもたちや扶養能力のない家庭の子どもたちを養育し教育を与え、子どもたちが将来社会で自立出来る様、支援しています。J2netでは活動開始当初より連携を持ち、手術代の寄付や手芸品の販売をしています。
シナールプランギの中心であるオランダ出身のシスターアンドレは、当初フランシスコ会のイエスとマリアの聖心会(FCJM)の活動について周りに全く理解されず、道のりは非常に困難なことが多くあったと仰っていました。その後徐々に口コミで広まった活動により、患者はアチェからパプアまで、全国各地から来ているそうです。 支援を募る宣伝などをされているかお聞きしたところ、必要なお金は、神(Lord)のお導きにより入って来ると仰っていました。
インドネシアの国籍を取得されたシスターアンドレは、本来インドネシアの支援はインドネシア人がしなければならないと仰っていた言葉が印象的でした。
どんな困難にも屈せず、信念を持って活動を続けているシスターアンドレは今でもパプア、マラン等の奥地の孤児院などを訪れ、精力的に活動されています。(2020年zakka plangi 活動報告より)
この3年コロナ禍でジャカルタでの活動がままならなくなり、関係団体に日本から直接お声をおかけして、障害児教育のヌルアバディ、ストリートチルドレン(anak jalanan)を中心とした貧困者への支線施設KDMなどに支援を行ってきました。ようやく、ジャカルタでの活動も少しずつ戻り始め、今回はシナールプランギに状況をお尋ねし、医療支援を行うことになりました。下の4人の子どもたちに手術代を寄付しました。さらに、孤児院もあるため、学習用のパソコンも支援しました。
支援金は手術代4人分でRp102,000,000、学習用PC3台Rp19,500,000、合計Rp121,000,000日本円で1,150,000円です。9月7日にJ2ジャカルタから振り込んでいただきました。インドネシア料理本の売り上げ、新古さんのカレンダー売り上げ、絵本翻訳gado-gado等のご寄付を利用しました。
引き続き、医療基金へのご協力をお願いいたします!
名前 : RAJUMI TINAMBUNAN
(ラジュミ・ティナンブナン)
性別 : 男性
年齢 : 2歳3ヶ月
住所 : Bekasi
病気・障害の診断:口唇裂(唇裂)
コスト:Rp. 17,000,000,-(170,000円)
その他の情報: 患者の状態が整い、
手術できるようになるのを待っています。
名前 : AZNAN LILO (アズナン リロ)
性別:男性
年齢:6歳4ヶ月
住所 : Tangerang – BANTEN
病気・障害の診断 : 先天性内反足―足が内側に曲がる (CTEV)
手術コストと石膏鋳造コスト:
Rp. 45,000,000,-(450,000円)
その他の情報: 手術の前に、石膏ギプスをつけて足首を固定します。
ギブスでの矯正固定と手術を行います。この治療は何回かに分けて行う予定です。
3.名前:ALDI SEPIANTO (アルディ・セピアント)
性別 :男性
年齢 :15歳
住所 : 西カリマンタン州シンタン
病気・障害の診断:脊髄損傷(腰椎骨折+神経圧迫)
コスト : Rp. 20,000,000,以上(200,000円)
学歴:小学校卒業
その他の情報: アルディは 2017 年にドリアンの木から落ちました。
以前、カリマンタンで手術を受けました。
現在の状態は車椅子を使い、他の人の助けが必要です。
足は収縮し、しびれています。もう少しの改善治療が必要です。
4.名前:AFRIZAL(アフリザル)
性別:男性
年齢:10歳
住所 : 南東スラウェシ州バウバウ
疾患・障害の診断:髄膜瘤
コスト : Rp. 20,000,000, (200,000円)
その他の情報: アフリザルは脳に髄膜瘤があります。
脳に溜まり脳を圧迫する体液を取り除くために、頭から腹腔へ流すシャント手術を行う必要があります。
2022.09.15