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2024.04.04
インドネシアKDMでの活動報告!
2023.11.04
FANTASIA幼稚園 訪問報告
2023年9月14日、ジャカルタのガンダリアエリアにある幼稚園「FANTASIA」に訪問してきました。
こちらの幼稚園では毎月テーマに沿った教育プログラムが進められており、9月のテーマは
「図書」 がテーマと言う事で、図書をテーマにしたイベントのご依頼でした。
J2ネットからは「大きなカブ」の朗読と劇を
やりました。
おじいさん役、おばあさん役をJ2ネットのメンバーが演じ、孫役、猫役、ねずみ役を園児達に
お願いしたところ、「やりたい!」と手がたくさん挙がり、たくさんの園児達が手伝ってくれました。
カブが無事に抜けた時には、みんなジャンプして大喜びでした!
今回のイベントは、インドネシアで歌手、俳優、司会など多方面でご活躍中の「加藤ひろあき」さんとインドネシア在住の駐在妻によるボランティアの音楽グループ「JKT Nyaman Project」もご出演。
盛りだくさんの楽しいイベントになりました!
加藤さんがインドネシア語に翻訳されました、
「えんとつ町のプペル」の絵本をJ2ネットで購入し、3冊FANTASIA幼稚園に寄贈させていただきました。
10月は「世界の文化」がテーマと言う事で、
日本文化の紹介をして欲しい、と言うご依頼をいただいております。
次回も楽しんでもらえるよう、しっかり準備を進めていきたいと思います。
2022.12.03
チアンジュール地震支援報告
取り急ぎ、チアンジュールで活動するヤヤサン タリアシを通し、第一弾として支援金を送りました。
現地からのレポートが来ました‼︎
タリアシのエティさんは、地区のソーシャルワーカーとしても長く勤めており、現在地区事務所の震災管理委員会会計係をされているとの事ですので、J2netの寄付もそちらとの連携で、住民への手配が行われている様です。
さっそくタリアシがJ2netからの支援金を使って、5か所の村のための支援物資を調達し届けてくださいました。
残りはDapur umum (公共炊き出し)のために使われるそうです。
また週末は建物が倒壊した孤児院の様子を見に行くと言っています。
支援している難民キャンプでは、67世帯のうち52世帯が大きな被害を受け、住むことができなくなり、新しい場所に移らなければならない状況との事です。
仮設住宅が必要ですねと言うと、行政に仮設住宅の申請をしているとの事でした。
写真や動画も送られて来ました。
住民の方々、スタッフの方々の写真もあります。
お巡りさんたち⁉︎の動画は、子どもたちや住民の恐怖を少しでも軽減するために、トラウマセラピーとして笑えるパフォーマンスをしているところだそうです。
タリアシのアリさんが、素敵な支援ポスターを作ってくれました。
ジャカルタのメンバーが新たに現地の様子を聞いたところ、子どもたちの多くが風邪をひいているらしく、希望物資リストには喉の痛みの薬や解熱剤も含まれています。
日本と同じく、コロナ感染がまた右肩上がりになっていることもあり、心配が尽きません。
今後も状況に合わせ、支援を継続して行います。
皆さまのご支援ご協力をお願い申し上げます。
"支援金振込先"
★ 振込名欄には(C 振込者名)を明記してください‼︎
よろしくお願い致します。
*郵便振替
口座名 00250-7-3121
加入者名 J2ネット
ゆうちょ銀行
店番 029 当座預金
店名 〇ニ九 ゼロニキュウ店
口座番号 003121
*三菱東京UFJ銀行 / 横浜支店
普通預金
口座番号 4390963
口座名義 J2ネット 会計 岡 則子
2020.01.16
<J2net じゃかるた活動報告> 学生んの受け入れ~その2
<J2net じゃかるた活動報告>
学生さんの受け入れ~その2
団体様のインドネシア訪問アテンドをさせていただきました。
教授とゼミ生16名。総勢17名のインドネシア海外研修の中の一日で、「インドネシアの子ども達と直接触れ合い交流して過ごしたい」とお問い合わせがありました。J2netの人形劇チームTim Ceritaと、工作隊おにぎりとのコラボレーションを!というご要望でしたので、インドネシア入りされる前から打合せをしつつ、準備を重ねました。
訪問先一つ目のSekolah Luminare Domusはゴミ溜め場のような場所にある学校。学校といっても私塾のようなもので、家庭環境や経済状況により、公立学校に通うことができない(政府からの支援から漏れてしまう)子ども達を集めて授業を行っています。
トップバッターは、人形劇Tim Cerita。Luminare Domusの子ども達も、J2netメンバーの子ども達も、そして今日は大学生たちも一緒になって公演を楽しみました。コラボ企画で学生の皆さんが練習してきてくれたインドネシアの童謡『Potong bebek angsa』 を披露してくれました。Luminare Domusの子ども達も知っている歌で一緒に熱唱してくれました。
お次は、学生さんが司会進行して行われる工作隊おにぎり。トイレットペーパー芯ロケットと牛乳パック竹とんぼの二つを作ります。最後は恒例の“一列に並んで、誰が一番遠くまで飛ばせるか”を競争しました。
子ども達からも、学生のみなさんからも「わー!」と歓声のあがる瞬間です!
最後に、日本の歌を披露しました。事前に「歌うよ」って伝えていたら、Luminare Domusの子ども達が一緒に日本語で歌ってくれて感動。歌や工作を通しての交流で心が通い合って、笑いあり涙ありのとても感動した時間を過ごすことが出来ました。
その後、J2netメンバーと学生さんたちとの駆け足でのランチ交流会を経て、二つ目の交流先KDM(Kampas Diakonia Modern)へ。ストリートチルドレンの保護施設です。
到着早々、工作開始!午前中と同じ工作で手慣れていた事もあり、順調に作品は完成。子ども達の中には材料を工夫して、より遠くに飛ぶロケットづくりにチャレンジしたりと想像力を駆使した作品も並びました。恒例の一番遠くへの飛ばす競争も盛り上がりました。そして、日本から準備してきてもらったシャボン玉で遊んで、最後に学生さんたちが日本語で『世界は一つ』の歌を歌ったら、あっという間に終了時間に。子ども達のキラキラした笑顔のプレゼントに大満足な時間となりました。
活動後、KDMの施設内を案内してもらいました。幼稚園~高校の年齢の子ども達がそれぞれ学べる教室、コンピュータールーム、寮、キッチン、集会場、保健室、会議室があり、施設の各所にはゴミ箱が設置され、細かく分別出来るようになっています。
インドネシアには路上で生活しているストリートチルドレンと呼ばれる子ども達がまだまだ沢山います。ストリートチルドレンに小銭を渡したら、彼らはその日の空腹を満たすことは出来ます。ですが、安易に小銭がもらえることを知ってしまったら彼らは汗水流して働く道には進もうとはしません。安定した職にもつけず、犯罪者や麻薬常習者となる可能性もあります。KDMでは彼らを保護し、共同生活を送りながら必要な教育、そして二度と道に戻らないように自立を促す機会を与えています。
貧困と発展の溝が猛スピードで広がっているインドネシアという国で、子どもたちがどのように暮らしてるのかを知りたい、そしてその支援のお手伝いがしたい。という熱い想いでJ2netにお問合せを下さったゼミナールの皆様。駆け足の一日でしたが、子ども達との交流が、心に残るインドネシアでの思い出となってくれていたら嬉しいです。
インドネシアの子ども達と一緒に人形劇や工作を通して交流しませんか?
J2netのボランティア活動を通して、インドネシアの子ども達の色んな顔や姿が見えてきますよ。
お問合せ:J2net事務局
j2net.id@gmail.com
2020.01.14
<J2net じゃかるた活動報告> 学生さんの受け入れ~その1
<J2net じゃかるた活動報告>
学生さんの受け入れ~その1
J2netのホームぺージをご覧になってのお問い合わせの中に、日本からインドネシアを訪問したいというものがあります。
ここ数か月、日本から2組の学生さんの訪問を受け入れましたのでご報告します。
まずは、Kartu Jakarta Pintar(KJP) の研究調査に来られた大学ゼミ生3人組。
KJPとは、ジャカルタ自治州で貧困家庭に支給される助成金です。
助成金額はお子さんの年齢によって違いますが、例えば、小学生の子どものいる家庭は毎月25万Rp支給され、制服や靴などを始めとする学用品、私立の学校に通っていれば学費にも充てられます。
ゼミ生の皆さんは教育文化省やKJPを受給している子ども達の通う学校を訪問しに来ました。
J2netとしては、J2netが以前奨学金を支援していたご家庭と、公立学校に通うことができない(政府からの支援から漏れてしまう)子ども達を集めて授業を行っている私塾、ストリートチルドレンの保護施設の訪問アレンジのお手伝いをさせていただきました。
J2netのメンバーも小学校訪問に同行させてもらいましたが、生徒の半数以上がKJPを受給していて、その多さにびっくり!!
J2netより奨学金を以前受けていたご家庭の訪問時には、「KJPのおかげで、子どもたちはみんな学校に通えるようになった」という喜びの声を聞くことが出来ました。
20年前、たくさんの子ども達が物乞いをしている姿をみて、「私たちにも何か出来ることがあるのでは?」とJ2netの活動は始まりましたが、ジャカルタはこの20年で大きく様変わりしています。
今やジャカルタで物乞いをしている子ども達の姿を見かけることは、そう多くありません。
インドネシア中央統計機関の2018年の就学率のデータで小学生は97%という高い数字。
ですが、私たちが活動をしていると、それでも学校に行けていないという子ども達に出会うことがあります。
KJPの実態を調査に来た学生さんからは、このような感想を頂きました。
『たとえ助成金を受けられる環境にあっても、物売りなどでお金を稼げることを知ったら、勉強する必要はない・親の手伝いにもなる、と思い込み、勉強の大切さに気付かず学校に行かなくなるのかもしれません。
特にジャカルタではそういう光景が見られます。
なので、就学率が100%になる、つまり、ストリートチルドレンがゼロになるという事は恐らくないのではないでしょうか?』
インドネシアには、国に認識されていない戸籍謄本を持っていない子ども達もまだいると聞きます。
これは、親が出生届・住民登録が必要と知らないことが理由です。
ですので、数字だけでは見えてこないインドネシアの姿があるのかもしれませんね。
私も学生の皆様に同行させていただき、沢山の学びを得ました。
ありがとうございました。