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2020.01.16

<J2net じゃかるた活動報告> 学生んの受け入れ~その2

 <J2net じゃかるた活動報告>

学生さんの受け入れ~その2

団体様のインドネシア訪問アテンドをさせていただきました。
教授とゼミ生16名。総勢17名のインドネシア海外研修の中の一日で、「インドネシアの子ども達と直接触れ合い交流して過ごしたい」とお問い合わせがありました。J2netの人形劇チームTim Ceritaと、工作隊おにぎりとのコラボレーションを!というご要望でしたので、インドネシア入りされる前から打合せをしつつ、準備を重ねました。

...

訪問先一つ目のSekolah Luminare Domusはゴミ溜め場のような場所にある学校。学校といっても私塾のようなもので、家庭環境や経済状況により、公立学校に通うことができない(政府からの支援から漏れてしまう)子ども達を集めて授業を行っています。

トップバッターは、人形劇Tim Cerita。Luminare Domusの子ども達も、J2netメンバーの子ども達も、そして今日は大学生たちも一緒になって公演を楽しみました。コラボ企画で学生の皆さんが練習してきてくれたインドネシアの童謡『Potong bebek angsa』 を披露してくれました。Luminare Domusの子ども達も知っている歌で一緒に熱唱してくれました。

お次は、学生さんが司会進行して行われる工作隊おにぎり。トイレットペーパー芯ロケットと牛乳パック竹とんぼの二つを作ります。最後は恒例の“一列に並んで、誰が一番遠くまで飛ばせるか”を競争しました。
子ども達からも、学生のみなさんからも「わー!」と歓声のあがる瞬間です!

最後に、日本の歌を披露しました。事前に「歌うよ」って伝えていたら、Luminare Domusの子ども達が一緒に日本語で歌ってくれて感動。歌や工作を通しての交流で心が通い合って、笑いあり涙ありのとても感動した時間を過ごすことが出来ました。

その後、J2netメンバーと学生さんたちとの駆け足でのランチ交流会を経て、二つ目の交流先KDM(Kampas Diakonia Modern)へ。ストリートチルドレンの保護施設です。

到着早々、工作開始!午前中と同じ工作で手慣れていた事もあり、順調に作品は完成。子ども達の中には材料を工夫して、より遠くに飛ぶロケットづくりにチャレンジしたりと想像力を駆使した作品も並びました。恒例の一番遠くへの飛ばす競争も盛り上がりました。そして、日本から準備してきてもらったシャボン玉で遊んで、最後に学生さんたちが日本語で『世界は一つ』の歌を歌ったら、あっという間に終了時間に。子ども達のキラキラした笑顔のプレゼントに大満足な時間となりました。

活動後、KDMの施設内を案内してもらいました。幼稚園~高校の年齢の子ども達がそれぞれ学べる教室、コンピュータールーム、寮、キッチン、集会場、保健室、会議室があり、施設の各所にはゴミ箱が設置され、細かく分別出来るようになっています。

インドネシアには路上で生活しているストリートチルドレンと呼ばれる子ども達がまだまだ沢山います。ストリートチルドレンに小銭を渡したら、彼らはその日の空腹を満たすことは出来ます。ですが、安易に小銭がもらえることを知ってしまったら彼らは汗水流して働く道には進もうとはしません。安定した職にもつけず、犯罪者や麻薬常習者となる可能性もあります。KDMでは彼らを保護し、共同生活を送りながら必要な教育、そして二度と道に戻らないように自立を促す機会を与えています。

貧困と発展の溝が猛スピードで広がっているインドネシアという国で、子どもたちがどのように暮らしてるのかを知りたい、そしてその支援のお手伝いがしたい。という熱い想いでJ2netにお問合せを下さったゼミナールの皆様。駆け足の一日でしたが、子ども達との交流が、心に残るインドネシアでの思い出となってくれていたら嬉しいです。


インドネシアの子ども達と一緒に人形劇や工作を通して交流しませんか?
J2netのボランティア活動を通して、インドネシアの子ども達の色んな顔や姿が見えてきますよ。

お問合せ:J2net事務局
j2net.id@gmail.com

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